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※NHK 兵庫県のニュース

神戸 アルバイト先の店長を窒息死させた罪 無期懲役を求刑


去年、神戸市でアルバイト先のコンビニエンスストアの店長を車のトランクに閉じ込め、その後、窒息死させたとして、強盗致死の罪に問われている被告の裁判が開かれ、検察は「体に障害がある被害者を標的とするなど卑劣な犯行だ」として無期懲役を求刑しました。

鳥井翔太被告(29)は、去年5月、神戸市北区の駐車場でアルバイト先のコンビニエンスストアの店長だった森下浩さん(当時62)の鼻や口を粘着テープでふさいで現金などを奪い、車のトランクに閉じ込め、その後、窒息死させたとして強盗致死の罪に問われています。

27日、神戸地方裁判所で開かれた裁判で、検察は「車を誤って畑に転落させたあとも『車内に人はいない』などと周囲にうそをつき、救助を妨害したことが被害者の死を決定づけた」と指摘しました。

また、「被害者が体に障害があることを知ったうえで標的としていて卑劣な犯行だ」として無期懲役を求刑しました。

一方、弁護側は「被告は自閉症の影響で当時、状況を適切に把握することは困難だった。まだ若く更生できる年齢だ」として、懲役20年が妥当だと主張しました。

判決は29日に言い渡される予定です。
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