バベルバベルは文明の欠陥を追っていくアルバムだから、spfもアルバム内での文脈では原子力のことだろう(曲単体は多様な解釈ができるようにしてある)

紫外線は放射線のこと。spfは原子力信奉者が歌う詩
例えばラブロック博士が唱えるのは、原子力とは科学の発達の上で必ず利用されるべきものなのだという。実際、科学の発達によって炎という火力や雷という電力をモノにし利用してきたのだから原子力も同様だということ
しかし原子力信仰は原発事故によって揺らいでいる

迂闘なぼくらは原発事故を起こした。原発を停止しろ、核反応・炉心融解を止めろ、原発排斥の流れを止めろ
どうやって原発開発を続けていこう。ここで電気代を値上げすれば世論は完全に原発から離れる。急いで原子力技術を高めて、原発を終わらせないで、原発技術が過去のものになるならもう自分も原子力信仰から覚めてしまう
制御できない事実が本当なら、原発事故が一瞬で起きるなら、信仰から覚めてしまったら、罪悪感で耐えられない
原発不信で最悪な世論の、市街地から離れた所に建つ、科学技術の奇跡、原発を全機停止する。世論はレッドゾーンだ。世論がサヨナラと原発に手を振ることができたら簡単に原発は排除されてしまう
好奇心に駆られて、原子力技術を推進してきた。好奇心が人間の本能なら、科学が万能なら、誰もが喜んだだろう
原子力を制御できないことが事実なら、それはわかっているが、原発信仰をやめられないんだ