ぎりぎりの、でも淀みない、そんなまぬけ
それでも
ぎりぎりの、ひとり由緒ある華の、そんなえご

また知らないだれかの査定
定数が決められていく
定めなきゃいけない自分を忘れそうになるまで、情けない流れ

また赤点の境。ノルマの境
最低限という物体に従う愚かさは拭えないまんま
上級はどこかに行って
どうせだれにも見えないと、あらかじめ、また準備

開き直るのは意外と困難
それでもできる瞬間を見て
永遠を同時にそこに見てるのが真の本音

しょうがない個を、異なりに掛ける

全身の隅々まで、死ぬ間際まで頑張りぬく
そこに遅延はなく、速攻しか始まらない

苦痛を伴うほどの価値は人生にないと、自分は知っているから
楽を目指し、また苦しむ
楽をしようとしなくても、どうせ苦しむノルマだから
どうせなら、楽を目指す方が、感覚と理屈として、思考は快適に晴れてくる

見えてしまう予測がつまらなすぎるから、また見ないようにして
目の前の自分の反射を楽しもうとする

マイナスだけが一番
だから勝ちも、負けの一部

絶対は勝ち以上に楽だけで
その楽からだけが絶対の勝ち

負けでも過敏で、感知できること
その方がまだ価値があるから、理屈という概念は生き続けてる気がする

乗るということは、意外と自分の中で、折れていること
だから折れないと、ノリが悪いとなる、当たり前のその流れ

それでも流れに乗らないのは、折れないように、譲らないだけの価値がそこにあるから
それだけが人生で、真の揺るがないものとして残る

プライドですらもはやない
ただの自分という個、の事実