ある意味で、非現実的
非現実的なほどの理想
そこまで振り切れてこそ、本当は自由らしい自由だと思います

それが年齢を重ねると、ベタに不可能になっていく

今を生きているということを、実感として、敏感に感じ取るためのカギが、こういう所にあるかもしれないです

夢や理想は、非現実的なほど、この現実では、捨てさされる
そんなオチみたいなものが山ほどあると思います

でもやっぱり、これが一番いけないことだと、本当に思ってきてます

馬鹿な大人になってしまうくらいなら、馬鹿な子供であろうとすることを譲ろうとしない
その方が本当は利口で、死ぬまで一生、賢明なことなんじゃないかなあと

昔、当たり前のようにそう思ってた自分がいたわけですが
その頃の自分に完全に戻るわけじゃないですが
極めて近い所に戻そうとしてみる
この試みは、人生において、一番賢明だったりするのかもしれないです

そんなことに達成感を抱くわけでもない人こそ、まっとうな大人だと思います
でも自分は明らかに、その類いではない
そこに属さない
そこに居ようとしても、無理矢理が積み重なっていき、自分の首を絞めてるだけになってしまう

現実的なことは有意義ではあると思うけど
理想よりも意味はない