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 ◇[お日様 赤いのでないぞ、赤いとばかり思ってゐたであろがな、まとも
   にお日様みよ、みどりであるぞ、お日様も一つでないぞ。ひとりまもら
   れているのざぞ。さむさ狂ふぞ。一月の一日、ひつ九のΘ。](1) /
   風の巻(第14巻)(第二帖(三五三))
 ◇[岩戸開けたり野も山も、草のかき葉もことやめて、大御光により集ふ、
   楽しき御代とあけにけり、都も鄙(ひな)もおしなべて、枯れし草木に
   花咲きぬ、今日まで咲きし草や木は、一時にどっと枯れはてて、つち
   にかへるよすがしさよ、ただ御光の輝きて、生きの生命(いのち)の尊
   さよ、やがては人のくにつちに、うつらん時の楽しさよ、岩戸開けたり
   御光の、二二(ふじ)に九(こ)の花どっと咲く、御代近づきぬ御民等よ、
   最後の苦労 勇ましく、打ち越し呉れよ共々に、手引きあひて進めかし、
   光の道を進めかし。ウタのまどひつくれよ。目出度(めでたき)夜明けぞ。
   旧一月一日、一二Θ。](1) / 風の巻(第14巻)(第四帖(三五五))
 ◆[〔△▽・(※特殊文字)〕(ウム)よく見て下されよ。愛はそのまま愛で
   ないぞ。真はそのまま真でないぞ。善はナマでは善でないぞ。智は
   ナマでは智でないぞ。・入れて、結んで解けてヨロコビとなるのざ。
   ヨロコビ生命ぞ。宇宙の総て生命であるぞ。(一月一日)](1) /
   白銀の巻(第25巻)(第二帖)
 ◇[太陽の光集めること知っているであらうが。神の理(ミチ)をよりよく、
   より高く集める理(ミチ)がマコトの信仰であるぞ。理(ミチ)であるぞ。
   世、迫って、霊かかりがウヨウヨ出ると申してある時来ているのぢゃ。
   悪かみかかりに迷ふでないぞ。サニワせよ。外はウソが多いぞ。
   内の声ウソないぞ。旧、元旦、日月神。](1) /
   春の巻(第27巻)(第2帖(659))