お題で詩・ポエムを書いて評価し合うスレ
お題出すから、それで詩・ポエムを書こうや
それで評価し合うっていう寸法
初心者からプロまで大歓迎やで!
miharuの簡単プロフィール
・詩初心者
・関西人女
・ふわっとした詩が好き お題は週一じゃ長いから一日一個って感じで出そかな
じゃあ今日のお題
・春の嵐
このお題で、なんかポエム書いてや 春の嵐
涼やかに黄砂を巻き上げながら、嵐が吹いていく
木々の梢を揺らし、桜の花を舞い散らかして一体どこへ向かうのか
風と一緒に春はゆっくり過ぎ去っていく 意外とスレ運営難しいもんやなあ
今日のお題
・『後ろ姿』
これでポエムでも詩でも書いてや 君の後ろ姿
あの日からずっと忘れられない君の後ろ姿
どうしてこっちを見てくれないの?
ねえ、顔を見せてよ
でも君はその顔を僕には向けてくれない
それは仕方がないことだってわかってるよ
だって僕が全部悪いんだものね
君を死に追いやったのは、僕なんだから
飛び降りる時に見せたあの後ろ姿、それがずっとずっと頭から離れないんだ
それから夢に現れるたびに、君は悲しげな後ろ姿を僕に見せつける
そんなに憎いなら、呪い殺してくれてもいいんだよ
君の望みなら、地獄にだって行っていい
僕は君を愛し続けてるんだから
ねえ、こっち向いてよ なかなか人が来おへんもんやなあ
じゃ、今日のお題は『花』でいこか 花の命は短くて
今日の夕には
春風の
気ままな方へ
ひらひらと
運さえ良ければ
5万キロ
異国の土を
踏むかもと
上昇気流に
身を任せ
ヒマラヤあるいは
タクラマカン
チンギスハンの道辿り
たどり着いたは
ウクライナ
血に染まりつつ
旅終てる 『花』
立てば芍薬座れば牡丹
花の如く可憐な私に誰もが視線を送る
世界で一番美しいと思ってた
いつまでも輝いてると思ってた
けれど花は儚いものだわ
突然の衝撃に振り向けもせず飛ばされる
まるで花びらみたい
真っ赤な閃光が走って、体の内側から爆ぜる
風に散る花のように、肉片が宙を舞った
私は美しい一輪の花
風に吹かれて、その命を散らした >>7
綺麗やねえ
短いのに情景が浮かんで、素敵やわ なんかめっちゃ似てるスレタイのスレがもうあったみたいやね
知らんかったわ
おいおいそっちにも行こっかな 『秘密の隠し事』
人だます
上手くないのに隠し事
耐えきれず秘密を明かす 気持ちいい
心の暗黒吐き出して
今日も元気に伸びをする 角を曲がったときに
もう言わない決心をした
道はまっすぐだった
歩いているうちに
忘れるだろうと思った
電信柱のかげで
少女が泣いていた
声をださずに泣いていた
ごめんね
もう言わない約束をしたのだから
もう少し歩いていれば
忘れるだろうと
道の
真ん中に
ぽっかりと穴があいていた
大きくて深くて真っ黒な
落ちてしまいそうな
ごめんね
僕はその穴の底に
すべての秘密を
吐き出してしまったのだから >>13
良い詩やねえ、昔話を思い出したわ
そんなら今日のお題
『土曜日』
これでなんか詩書いてや 土曜日は幸せ
土曜日は、私にとって幸せな日
だって学校へ行かなくていいんだもの
学校へ行かないで、家でゴロゴロ寝ていられる
それだけで幸せ、それだけが幸せ
日曜日は、退屈
弟のおねだりで一緒に公園に行って、遊ばされる
遊具なんてどこが面白いのかな?お子様だなあと思いながら弟を見つめる
月曜日は、地獄
人生で一番絶望する
またあいつらと会わなくてはならないのかと気が重くなりながら、学校へ足を向ける日
火曜日も、水曜日も、木曜日も、ただひたすら無言で耐えるだけ
金曜日はあともう少しで土曜日だと思うとちょっと嬉しい
でも別に気分がいい訳じゃない いつも鬱屈としたものを堪えてやり過ごすだけ
だから私は土曜日が幸せ
いじめのことも家族のことも一切忘れて怠惰を貪れる、今この瞬間が大好き 耐えることもやり過ごすこともできないから
臆病者らしく完全無敵の武装して息を潜める
カーテンの隙間から外を窺って時を待つ
Go!
土曜日は復讐の日
妄想はバットマン気持ちはジョーカー
道玄坂で3人いや3匹
神泉町で5人いや5個
別世界へと送り出してサイコー気分は神
ひとはフリーズして街はストップモーション
そこで
雨が降りはじめる
化粧が流れてカツラも落ちて
静かに静かに静かに静かに
僕が言うことを聞いて欲しかった
土曜日が来るまえに 朝焼けの
晴天の下想い耽る
涼やかな風が心地よく
一日の始まりを肌で感じることの喜びを噛み締めた 朝の歌
心がすみきる、あの青い星の空
太陽は、そんな僕たちをあたたかくてらす
小さくなった心も、いつしか広がり
新しい花を咲かせるだろう
さぁ今、僕たちの朝は、光るんだ
光が来る来る、あの広い空の上
太陽は、そんな僕たちをやさしくつつむ
やめてしまった思いも、いつしか進んで
新しい夢を見せるだろう
さぁ今、僕たちの朝は開くんだ
時代が始まる、あの光る星の中
太陽は、そんな僕たちに希望をくれる
止めてしまった時間も、いつしか始まり
美しい歌を歌うだろう
さぁ今、僕たちの朝は光るんだ 好きな外国都市伝説教えて!
ちなみに私はジェフザキラーとかキャンドルコーブとかです! 元気の出る詩でめっちゃ良かったわ
ああ、外国の都市伝説は知らん 日本のやつやったら知ってるんやけどね
良かったらまた来てな 早朝に集団接種の会場に我佇む
げにかそけき人生の残りについて考えむ
誰に問うべきかワクチンの是非と
窓の外には春の空
流るる刻を重ぬるも誇れるものか問うてみる
天晴と呼べば嘘になるやと知りつつも
後は発熱の刻を待つばかり >>25
Miharuさん初めまして(白々しいかw)
今日ワクチンを接種しに行ったら
2時間も待たされたので
暇つぶしに詩っていうか歌っていうか
初挑戦してみました。
ちょっと暗い感じになってしまいましたね。 初めましてやねえ(嘘)
ワクチン接種行ったんやね
三回目かな?
私は二回受けて、三回目がまだ打ててない
結構待たされるよなあ、接種って
でも時間潰しに書いた歌、めっちゃ良かったで
とりあえずこのスレではこのキャラで行くつもりやから、よろしく 葉桜の下、私は学校へ向かう子供らを見やる
彼らはこの先どうなるのだろう
そんなことを思いつつ、私も幼子を送りに歩き出す
忙しい新学期が始まったのだなと、小さくため息漏らしながら 新しい匂いスカート揺れる
君だけど君じゃない
承認をちょうだい
新しい萌芽スカーフが苦しい
知ってるけど知ってない
友愛はちょうdie
みつめる度にほころんだ糸も
みつける度に転んだ意図も
かくれんぼ
まぁだだよ
承認をちょうだい
新しい萌芽 割いていく >>30
なんかエロティックなことを想像してもうたわ
じゃ、今日のお題
・盲目
これでなんか書いてや 盲目
目が見えぬ
一寸先すら見えぬ闇
そっと手を伸ばし歩いてく
一体目の前に何があるのか
わからないけど歩いてく 怖いってなんだろうね
ホラー映画みたいにキャーってなるやつかな?
それともじんわり背筋に冷や汗が浮かぶような出来事?
私が思う怖いは、この世界にあるすべてなの
人が怖い、あの視線が恐ろしい
物が怖い、じっと見つめられる気がして
だから全部が怖いの
この事実こそがホラーよね ・陽気な彼女
僕の彼女はいつでも明るい
春の日差しのように笑ってて
周りをぽかぽか照らしてる
陽気な彼女が僕は好き
けれどいつか季節は変わる
ある日、彼女は突然に爆発した
初めて見た彼女の激昂した顔は、鬼よりもおぞましく炎より燃え盛る
夏がやってきたのだと僕は思った
やがて秋が訪れて、彼女の葉はハラハラと舞い散り、冬になりて冷たくなった
でもいつかの春、きっと陽気は戻ってくる
そう信じながら僕は長い冬を耐え凌ぐ 白
と聞くと 落ち着かなくなってしまう
それがどんな色なのか 色がないのか
白い紙に 白い色で
白
と書いたら
となっただけ
そわそわ むずむず >>39
なんかわかる気がしたわ
ソワソワする感じあるよなあ 白い世界
何もない、真っ白の世界
雪よりも白く、純白よりも白いその世界には色がない
私はその中にぽつんと立っている
白は、私を狂わせる
何もないというこの白が、こんなに恐ろしいなんて
白い世界は私を独りにする
色がない地獄
地獄が暗いなんて大間違い 本物の地獄はこの白なんだ
白は怖い 白は嫌い
だから私は色を欲す
だから私は色を壊す
私――『神』は色の世界を見下ろしふふっと笑った 白は?
と尋ねたら
彼は
眼の前の
一枚の白い紙に
いままさに死せんとする白鳥の
声を聴け
と言った >>42
意味はいまいちわからんかったけど、色々想像させられて良かったわ
じゃ、今日のお題は『薄寒い日』で 薄寒い春の日、海上をゆったりと進む船の上で私は目を閉じていた
潮風を浴びるだけで心がなんだか嬉しくなる
私はこの船がどこへ行くのかを知らない
知らないからこそ、この船はどこへ行くのだろうかと想像を膨らませる
遠い外国へ行くのか、それとも無人島なのか
薄寒い風は、私の頬を撫でていく 大会が行われている
なんの大会なんだろう?
新興宗教の大会?
町内会の総会?
大きな会?
それは言葉の会です。
モブキャラの私はただ流されるだけ
スレ姫?Y?ワイ?わからない
私は私、俺は俺
だから
わたしはだあれ?
あなたはだあれ?といつも問うて
覧る >>46
うーん、確かに…
なんだか笑いが漏れてしまうけど、笑っていいことじゃないのかも
・一人大会
大会が開かれている
人が賑わい、ガヤガヤザワザワ楽しそう
しかし実は大会なんかじゃなく、己との戦いなのだと思い知る
甘く見ていたらいけない、これは勝負だ
大会は盛り上がっているように見える だが違う
みんな一人一人、個人戦の集合に過ぎない
結局人間は一人 いつでも一人 >>47
ごめんなさい
いつの間にこんな事書いたのでしょう?
無意識の言葉の羅列ほど怖いものがないですね。
私が私で無くなっていくのでしょうか? >>48
謝ることないですよ。
私もそういう時たくさんありますから。
私なんかもっとひどい……。
あ、キャラ変わっちゃってました。
でももう関西弁キャラも面倒臭いしこれでいいです。 誰もいない
波の音と風の音だけがする
沖縄の僻地のような場所で1人しばらく過ごしてみたい
元々1人だけど
都会の1人は息が詰まる
人の目ばかり気になって自由がない
それに本当は
仲間と共に過ごして遊んで
楽しく過ごしたい気持ちもある
それなら一番の幸せは
そんな沖縄の海に気の置けない仲間たちと行って
楽しく過ごして
めいっぱい遊んで
そして疲れて
1人、テラスにあるシート横たわり
遠めに聞こえる仲間たちが遊んでる声と
そよ風と波の音に耳を済ませながら
にんまりと笑みを浮かべたりして
都会にはない深い静けさに身をゆだねる
そんなことないままに僕は
静かに死んでいくのかな >>51
すごくわかる
きっとそんなことできずに死ぬんだろうなあと思うと切なくなる ・静かな世界
静けさが世界を覆い尽くしている
擦れた風の音しかしない 人の声、生活音、そんなものはもうここにはない
どこへ消えたのか
それは僕にはわからない
動けないんだもの
僕は同じ場所でじっと佇んで
ああ、静かだなと息を吐く ・怠惰な豚
退屈だ
この退屈をやり過ごすには、どうすればいい
暇だ暇だ、暇でしかない
もう何もやる気が起こらない
何もできない、何もやりたくない
だってあとは食われるだけ
養豚場の豚は悲しげにブヒと鳴いた 朝起きると
金魚が水面にお腹を上にして死んでいた
3日しか生きていなかった
呆気なすぎる
まだ名前もつけてないのに
彼だったのか彼女だったのか
お腹は青白く反ったまま
今日の1日を
僕はどう生きればいいのだろう >>56
うちの金魚も最近死んで、まさにそんな感じ
なんか虚無感があるのがすごくわかる ・止まった時計
時計はいつから止まっているのか、もう何年も何年も動いていない
昔は時をきざむごとに奏でていた可愛らしい音楽ももう鳴らず、まるで死んでいるようだ
人の手は加えられない もう人はいないから
時計職人が死んでから、どれほど経っただろう
しばらくは悲しげに時を刻んでいた時計も、今は老人の亡骸を見下ろす他にできることはない
時計が、寂しい職人の亡骸が、誰かに見つかることはあるのだろうか
静かだ
ここはもう、時が止まっている >>60
おそらく、リズム感+感情表現みたいなのがある、そういう文章のことかな?
よくわからんけど
なんとなーくって感じ
じゃ、今日のお題
『歌う』 ・うたが好き
私はうたうのが好き
囀る小鳥のように腕を広げて、高い声で歌うのが好き
でもある日、私は歌えなくなった。
ベロに癌ができて、何も喋られなくなった
私は代わりに詩を歌うようになった
声じゃなくて言葉で歌う
私は今でもうたが好き
とっても綺麗なうたが好き 私は歌う私の為
貴方の為見知らぬ君の為
君が笑顔になればいい
貴方が涙すればいい
私がしあわせになれればいい
素敵でしょ?
一緒に歌いましょう
一緒にしあわせになりましょう
目を瞑ってごらん
もっと良く聞こえるよ
私と君の声
大丈夫躓かないから
私が君の手を握ってあげるから 悲しみや苦しみが乗ることで
歌は人の心を動かすものになるって
誰かが言っていた
確かにそうかもしれない
子供の頃より歌の良さが
10倍も20倍もわかる
大人になって深い苦しみを背負ってしまったのかもしれない
いや大人になったのに子供のままなのが苦しみの原因なのかもしれない
ふとした時に歌を口ずさむ
ねじれた心が少しほどけていく
くそくだらない馬鹿げた人生が
歌った瞬間
少しだけ生気を取り戻す
ねじ曲がってしまった心と
何かをたくさん置き忘れてきてしまったまま進みすぎた多くの時間
歌った瞬間
それでもいいのかもしれない悪くないのかもしれないと
心の中の大きな存在が歌を通して語りかけてくる >>63
文章がめっちゃ綺麗やね
>>64
うん
なんて言うのか……すごく心にしみた 震え
ぶるぶる、ぶるぶる、ぶるぶると、私は震えている
私の体が震えているのか、世界が震えているのかわからない
ぶるぶる、ぶるぶる
きっとこれは心の震えなんだと、いつか私は気づいた
私の心はいつも怯えて、ぶるぶるぶるぶる震えてる 言葉にできない、そんな夜。 - NHK Eテレ
https://www.nhk.jp/p/ts/QG95M2Z6VL/
4月22日(金)午後10:00
言葉にできない、そんな夜。
初回放送日: 2022年4月22日
自分の感情にぴったりくる言葉をゲストと一緒に探す新番組。4月のゲストは、橋本愛さん、桐山照史さん、水野良樹さん、金原ひとみさん。自分だけの言葉を見つけよう。 最初のお題は「反抗期」。それぞれのエピソードとともに、水野良樹の書き下ろしを味わう。みんなが共感した「天井」とは?▼ゲストがその場で発表するお題は「体に良くないとわかっているのに食べちゃったとき」の気持ち。橋本愛の文才はまさに受賞モノ!?▼最後のお題は「仕事への不平不満」。桐山照史は「嫉妬心」を克服するエピソードを紹介。金原ひとみの書き下ろしにはやり場のない怒りが渦巻く。さらには源氏物語の表現も! 震え
何の震え?
体の震え。
寒いの?怖いの?
大丈夫お母さんがそばにいてあげる
そしてやさしく抱きしめてあげる
何の震え?
心の震え。
苦しいの?辛いの?
大丈夫お母さんが守ってあげる
そして一緒に戦ってあげる
何の震え?
魂の震え。
大人になったね。頑張って。
大丈夫お母さんが遠くからみてるからね
失敗したら戻っておいで >>69
センスが光ってる
なんだか心揺すぶられた感じ
じゃ、今日のお題
『聞き間違い』 おい、君
そこの君
ずっと聞き間違えてるよ
ずっとずっと聞き間違えてるよ
私の声をちゃんと聞いているのかい?
聞いているふりをしているのかい?
何故聞こえないかのように
何もかも聞き取れないかのように
私の声に答えてくれないのだい?
当たり前のような
ありきたりのような
普通の声なら聞こえてるのかい?
世間に足並みを揃え
恥ずかしくなく生き
後ろ指指されないようにする声とかなら聞こえるのかい?
本当に大事なことは何だ?
聞くべき声はどこにある?
何故そんなに恐れる?
絶体的に正しい客観的な声など何もないのに
心の奥底の声は 魂の声は
聞き間違えやすい
いや本当は何も聞き間違えてなどいないのに >>71
心の声は聞き間違いやすい
その一文にグッときた
今日のお題
『全てが生まれた』 全てが生まれたその瞬間、それは一体いつだろう
昔々その昔、誰も知らない時なのか
例え世界がずっと昔に生まれていても、それが本当なのか僕にはわからない
だからきっと全てが生まれたのは、僕が生まれた瞬間なんだ
いいやそれも違う
本当に昨日はあったんだろうか 僕は昨日もいたのだろうか
だからきっと全てが生まれたのは、今この瞬間なんだね 全てが生まれる
それはいつも今この瞬間
「自分」とは固まった存在ではなく生成
ブランニューデイズ
http://rinnou.net/cont_04/zengo/130201.html
>西田幾多郎という哲学者の代表的論著『善の研究』の序文に、「個人あって経験あるにあらず、経験あって個人あるのである」という難しい一文が見える。われわれは誰でも、「自分」が花を見たり、月を眺めたり、鳥の声を聞いたり、あるいは雪を冷たいと感じたりしていると思っている。しかし西田はそうではない、と言うのである。
西田に言わせれば、「個人」が花を見たり月を眺めたりするのではない。むしろ逆で、花や月を見て美しいなあと経験することによって自己が形成されるのだと言う。今朝は寒くて外へ出るのは嫌だなあと思ったとき、寒いと感じる個人(自分)ができ上がる。そのように、自分という個人は、一瞬、一瞬、違った内容の個人として生き続けている。決して個人というような確固不動な実体はない。個人は「存在」ではなくて「生成」、つまりいつも進行形なのである。
頬を抓ってみると、確かに他人ではない個体としての「自分」がある。しかしこれはもともと母の胎内から生まれ出たもので、やがて死ぬと棺桶に入れられる「肉の固まり」に過ぎない。しかし「私は」という自我意識が、その事実を見失わせる。
木や石と違って人間には「意識」があり、その意識が他人ではない「自分」を自覚させている。こうしてわれわれは自我意識を「自分」だと勘違いしている。
意識は鳥の声とか、花の色というような外界のものが、感覚器官に入ってくる瞬間に起こるものであるから、もし何にも入ってこなかったら自我の自覚もないであろう。こうして「自己」というものの内容は、肉の固まりと感覚器官を通して入ってくる経験によって成り立っているのである。
道元禅師はこのことを「本来の面目」(真実の自己)と題した歌で、「春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて冷しかりけり」と歌っているのである。 迷い
私は迷っていた
どちらの道を選んでも地獄だから
でも長く続く地獄より
先がある地獄の方がいいかも知れない
でもいますぐ解放されたい
もし地獄があるとしたら辛いけど
地獄なんてないかも知れない
迷い、迷い、迷いながら
震える手で喉を突き刺そうとする
やはりできない
はぁとため息を漏らし、私は今日も諦めた 迷うのは何か不安があるからだろう。
不安という感情は本来何か事前準備をしたり行動を促すためにある。
しかるべき行動をすれば不安は役目を終え、なくなる。
不安があるということは結局のところ行動不足なのである。
心が強い人、弱い人などと言うが、
確かに持って生まれた性格もあるだろうが、結局のところ行動をしっかりしてるのかしてないのか。
行動を頑張ってしてるが迷いや不安ばかりという人もいるが、
その行動や習慣、人付き合いをやめることも行動なのである。 迷い
どうしよう
直した方がいいのかな?
そのままの方がいいのかな?
どうしよう
みんなは直してないしな
自分だけだとずるい気がするし。
迷うなぁ
あ、お昼休みが終わっちゃう。
どうしよう
迷うなぁ >>78
直した方がいいと思う
みんなのことなんか気にしなくて大丈夫
じゃ、遅れながら今日のお題
『柑橘』 直してみました。
柑橘で思い出したけど。
昔長崎の島原に
盲目の詩人と言われた宮崎康平さんって方がいました。
確か過労が原因で失明してしまった方だったと思う。
歴史的研究者でもあり「まぼろしの国邪馬台国」という本を執筆されたと記憶しています。
さだまさしさんという歌手に言わせると
まぼろしの国のことをまるで故郷を語る様に道のりや風景まで語っていたようです。
何故それが柑橘?と思うかもしれないけれど
長崎の柑橘類のザボンが好物で季節になると
いつもザボンを召し上がっていたらしいです。 風車がカラカラ、カラカラと音を立てて回っている
心地よい風を、私は目を閉じて感じていた
風は気持ちいい 私も風のようになりたい
世界中を旅し、自由気ままに吹き荒れる優しい風
どうしたら私は風になれるだろう
そんなことを思いながら、私は風に吹かれ続ける 現代人はどれだけの時間をテレビやネットを見て過ごすだろうか?
つまらない現実の生活でも
惨めな現実の自分でも
過去に戻ってやり直すことなどもできなくても
画面をサッとつけさえすれば
輝く美男美女、美しい景色、楽しい企画、冒険、
楽しいコミュニケーションの渦に参加したような気分になれる。
しかしそこに魂が満たされるような豊かさはあるだろうか?
気づくと時間ばかり過ぎて、竜宮城に行った人みたいに歳だけくった空っぽの自分だけが残る??
毎日のように画面にかじりついて
そのデジタル画面の先に何を求めてるのだろう?
バラエティ番組以外にも深い情緒的な要素を求めて映画やドラマも見るのだろうか?
未来ではテレビやネット動画、ゲームを越えて、超現実的なメタバースの体験がやってくる?
その先に得られる究極の体験とは?
究極の実存とは?
究極の幸せとは?
テレビもなかった時代の
なかったからこその人と人との交流
何気ない日常、色彩、情緒
冷凍保存されて100年後のメタバースに入れば100年前のような豊かな体験ができるかな? >>84
確かに画面に現実はない。深く考えさせられる詩だと思う。
今日のお題『最後まで』 最後まで
最後まで頑張る
始めたから
最後まで頑張る
自分で決めたから
最後まで頑張る
でも少し疲れたよね
最後まで頑張る
休みながらね
最後まで頑張る
気負ら無くていいよね
最後まで頑張る
何事も腹八分目
最後まで頑張る
腹五分でもいいかもね
最後まで頑張る
頑張らなくたっていいかな
最後まで頑張る
もうすぐ最後だよ
最後まで頑張る
これが最後
頑張らなくたってできたね。 ・公園
閑散とした公園に
木に吊り下がった男がゆらゆら揺れている
何日前からいるのだろう
臭い臭い男の体
首にロープをくくりつけ
だらりと垂れるその体
女の子がやってきて
その男を見上げたら「ふふっ」て笑うの何故だろう
きっとおかしいと思ったんだね
でも男は笑い返さない
息は止まってしまってる
次の日男の子がやってきた
男の子は悲鳴を上げたが、男は何も答えない
体は冷えて、虫食い穴ができている
閑散とした公園に
木に吊り下がった男がゆらゆら揺れ続けている
いつまでも 最近色々と忙しくて遅くなってしまう
お題:『待ち合わせ』 ・待ち合わせ
待ち合わせ
待てども待てども来ぬあの子
耐えきれず、あの子の家へ行く
けれどそこには誰もいず、行き違ったかと舞い戻る
しかしやはりあの子の姿はなし
待てども待てどもあの子は来ない
夜まで待って、お化けになっても待ち続けた 好きな人と待ち合わせ
まだ会ってないのに
嬉しさがこみ上げる
人は想像だけで未来を先取りして
嬉しくなれる
そんな1つが大好きな人との待ち合わせ
でもね
いつかはきっと。って
心の中だけで想像して未来に
幸せを持ち越す
可能性を持ち越し続けるのは良くないよ
やっぱり人生の本質は、生の本質は
今なんだ
会いたかった、なりたかった自分自身と
待ち合わせして会うのは未来じゃない
今なんだよ >>92
心に響く
遅くなりました今日のお題
『ボタン』 押したい
このボタン
この衝動どうすればいいのか
エモーション! 誘惑!
押したい
でも押せない
押したら世界は変わるだろう
みんながきっとびっくりするだろう
バイデン? どうする?
どうした方が楽しい?
by プーチン ・牡丹のボタン
私の可愛い可愛いお洋服
ずっと着ていてずっと大好きだったのに
あるひボタンが取れちゃった
落ちてどこへ行ったかわからない
私は一日かけて探したけど
ボタンは消えてしまっていた
そんな時お姉ちゃんが言った
「これをつけるといいわ」
美しいお花を服に結ばれた
ボタンじゃなくて可愛い牡丹
服にとっても似合ってた
私は笑顔で喜んだ
牡丹のボタン、可愛いな 記念日
今日は記念日だ
何の記念日だったかは忘れたけど
お祝いしなくちゃいけないね
お花を買って、お菓子を買って、お母さんが忙しそうにしている
記念日って楽しいものなのに
みんなちょっと暗い顔
どうしたのかな? 楽しもうよ
今日はパーティー
あたしの好きなケーキもあった
「……あれから三年」
お母さんが何か呟く
でもあたしは意味がわからない
何を言っているんだろう?
そういえば今日、あたしの誕生日じゃない
おかしいな? おかしいな
あっそうかとあたしは気づく
今日はあたしが、死んだ記念日だった 『柏餅』
柏餅
今か今かと睨めっこ
兜の前に飾られた
お餅も僕を見ているの?
五月五日は子供の日
男の子には特別な日
妹は、兜を指差し笑ってる
まだまだ幼い妹に僕の成長見せなくちゃ
食べたいところをぐっと我慢
我慢に我慢を重ねたが
お餅の誘惑に負けて僕は一口パクリとつまみ食い
妹も来てパクリパクリ
お母さんに見つかった 僕はたっぷり叱られた
けれど笑顔で許してくれる 僕が正直に言ったからかな
夕飯の後また食べよう