あなたが選ぶ 名詩
あなたが選ぶ、「これぞ」という詩を紹介してください。 特殊な炭素素材で水を水素と酸素に分解 ゼビオHDのグループ企業、クロステクノロジーラボが開発 『 星とたんぽぽ 』
作:金子みすず
青いお空のそこふかく 海の小石のそのように
夜がくるまでしずんでる 昼のお星はめにみえぬ
見えぬけれどもあるんだよ 見えぬものでもあるんだよ
ちってすがれたたんぽぽの かわらのすきにだァまって
春のくるまでかくれてる つよいその根はめにみえぬ
見えぬけれどもあるんだよ 見えぬものでもあるんだよ 上の部屋のやつがドンドンうるさく、イラッとしたけど、よく考えると、ここ最上階でメチャ怖い。とりあえず、アーメン。 名詩を選ぶのは難しいですね。時代や文化によって名詩の定義も変わるし、個人の好みも様々ですから。
もし、日本の近代詩から選ぶなら、やはり石川啄木の「一握りの砂」でしょうか。
悲しき玩具
わたしの玩具(おもちゃ)は
わたしぢゃない
わたしのは
わたしぢゃない
この詩は、たった4行ながら、深い孤独と絶望が込められています。啄木自身の苦悩がそのまま表れていて、読む人の心に深く突き刺さります。