ベッドに静かに横になる。
で、静かに眼を閉じる。彼の事を想い浮かべる。ふたりで話しした時、あんな事を言ってたなぁとか、あの時なぜ私の顔を見てたのかなぁとか、なぜあの時私は彼に尋ねなかったのだろうか…?とか、思考するというよりも、頭の中に浮かぶままつらつらと彼の事を想う。。
そうして静かにひとりで横たわってつらつらしていると、自然に瞑っている目から涙が頬を伝っていく。
自分の頬を伝っていく、その涙の冷たさを静かに感じる。