おれは、あなたを守るということはあなたが生きている環境を良くすることなのだと思う。
それは山野に引きこもって菜園を営むのでもない限り一人では不可能なことで(それも自然環境が死滅しないことが前提条件だが)、多くの人の助けがいる。
というより、それは多くの人の生活の安定が守られることが最低条件で、その最低条件が破られようとしている現在、
自分にできる・すべきことは必然的に経世済民の精神を再び興すこと、そのための下積みと言論活動に限られてくる。

おれは毀誉褒貶から自由だ、ともすれば自分の感情からすらも自由だ、だから感覚として理解できないことが出てくる。
それでもおれは、遠回りをしながらもあなたを愛し続けたいと思う。
波乱の前半生を生きてきたあなたの恙なきを願う。