座間の事件な、一歩間違えれば自分が被害者になっていたと思ったからおれは、怖れと、犯人を執念で見つけた被害者の兄のやりきれなさが痛かったんだ。

産経の記事に被害者の23歳の女性は中学から引きこもりで、グループホームに入っていたという記述があったけど、その一週間後に自殺志願のツイートをして加害者と落ち合って殺されたっていうけど、
そもそもそのグループホームには統合失調症の初期症状(隣の部屋の物音が自分の悪口に聞こえていたらしい)が出て、面倒見切れなくなった親が入れたのかと思ったんだ。
それとも福祉関係の人が家族から離せば更生できるかもと勧めてだろうか?
つまるところ同じことだが、家族(責任の体系)がきちんと機能しているところならこんなことは起こるわけがない。寂しさから人格破綻への連鎖なら、現行の福祉政策のままではこういう事件はもっと増えると思ったんだよ。

集スト被害を訴えている彼女はそれを知らない(知る気がない)からつまらないと切り捨てたが、もともと引きこもりでもあって経緯もちょっとだけ似ていたおれからすれば腹立たしかったし、こいつは他人の気持ちに鈍感な人間なんだなって思った。