ちなみに初めて出会った日のことも全てがまるでドラマのようで
周囲からその人だけが浮き上がってるようにも見えてた
半日くらい一緒にいて最後わざわざ時間かけて駅まで送ってくれて
「心配だから家に着いたら連絡してね」と連絡先を書いてくれたけど
最後にパッと顔を見上げた瞬間、自分の中の別の自分が急に顔をもたげてきて
唐突に「好き」って言った(思った)んだ

自分では、へっ?今の何?とだけで戸惑いが強くて慌てて揉み消してしまった
まだそんなの意識するのは早いだろと思ってたけど
結局そこから連絡取り始めて恋に落ちるにはそう時間はかからなかったし
もっと本能的な部分で、これが運命の相手だという確信があったのかも知れない