■プロフェッショナルな仕事にこそ適正が

本来、機械型の人はマネジメント業務に適性のあるタイプではありません。特定の関心事への深い追求心や集中力は、一定の専門分野のプロとしてこそ、その能力が発揮されるはずです。

少し前から、日本企業でも管理職(ライン)と専門職(プロフェッショナル)をそれぞれ適性に処遇しようという動きがありました。

しかしながら、やはり会社にも、社員にもライン志向が強いために、専門職のほうが明らかに能力を発揮できる人が管理職に就き、上司本人、部下、そして会社を不幸にする自体が多くの企業で発生しています。

この歪みをどう是正していくべきか、これから考えていく必要があります。