暑いころがむしゃらに頑張って
9月に変わらない現実に打ちのめされて
10月に特大の矢が刺さり
11月に矢を取ろうともがき苦しんで
奥へ奥へ刺さっていった
その矢が12月に貫通して
心に大きな大きな穴があいた
頑張って手で塞いでも指の隙間から
平らな言葉がすり抜けていく
風通しがよくなった分痛みが麻痺して
代わりに寂しさと虚しさが常に共存してる