でも、私は自分を愛してくれるから
彼を愛すのではない。

彼の優しさは、胸が痛くなるくらい
まるで、手袋の上でじんわり溶ける雪の様に
優しくて長く生きれない

為す術が見つからず、ずっと独りで
寂しさを抱えて生きていたんだと思う。