前回の反省も含め、今回は早めに頂く
ことが出来た!12月〜未定の限定麺。
今回は「猪」を使ったジビエラーメン!
マルカッサン=生後6カ月未満の仔猪。縁あって良い状態の猪肉が入手できた…と店主。そこの匠の技を注入である。。。
客席からは見えなかったが、明らかに
手間のかかっている調理工程で着丼…!
いきなりフレンチライクなビジュアル!
美しくペインティングされた皿がこちら
に微笑みかけてくれているようである。
特筆なのが皿淵に盛られた猪肉の圧倒的な旨さである!コレが無茶苦茶美味しい。
柔かく芳醇で癖も無く、黙って出された
らこれが猪肉だとは分からないだろう。
それでいて豚肉や牛肉とも微妙に違う…。
本当にビックリの熟成された旨味が凄く、添えられたフルーティに染められた黒ラッパ茸との相性が如何にもフレンチだ。
バターソテーの香りと皿淵に撫で付けられたポートワインソースの甘酸っぱさがこんなにも合うなんて初めての経験。。。
この調理肉だけ塊で欲しくなった!コレを正月のおせちにすれば普段飲まない自分も思わず赤ワインを開けてしまう。
そして、ラーメン!ビーフシチューのような濃密なスープ。だが、旨味は濃くあっさりとしていて確りとラーメン用のスープに化している。
パスタにも似た極太平打ち麺とよく絡めてスープと肉を味わう・・・。何とも
リッチで幸せな気分になってくる。。。
毎回初めて味わう風味や食感なのに、
毎回新鮮な美味さを感じる事が出来る
感動的な食体験である。
しかも毎回この安価で!今回も1200円という凄さだ…。隣客に見えないように更に残った汁片を犬のように舐め廻して完食。。。
この一杯でフレンチの前菜〜メイン〜
デザートまで頂いたような気分である。
タイトル通り、究極の猪肉の旨さと、
赤ワインの風味とポテンシャルを存分
に味わえた創作仏ラーメンであった!

ご馳走様。