自立支援施設で中学生虐待、兵庫 寮長が馬乗り「指導のため」

兵庫県明石市の児童自立支援施設「兵庫県立明石学園」で、
50代の男性寮長が入所する男子中学生に馬乗りになるなどの行為をしていたことが16日、
学園への取材で分かった。
寮長は「逃げないようにして指導するためだった」と説明しているといい、学園は虐待と判断し、県に報告した。
学園によると、寮長は今月1日未明、問題行動があったとして男子生徒2人に対し、
それぞれ胸ぐらをつかんで居室から連れ出したり、馬乗りになったりした。
居室から連れ出した生徒にも、もう一方の生徒に馬乗りさせ、この生徒への馬乗りの状態は1時間以上続いた。
生徒らが同日、別の職員に話して発覚した。