戦争を防ぐには戦争を始めようとする富裕層に死の恐怖を与えるのが一番であり、それには運
搬力や爆発力や放射能力等の殺傷力が必要であり、それら要件を満たす兵器が核ミサイルであ
り、戦争を抑止する現状唯一ともいえる手段だと思う。北朝鮮のような小国かつ悪の独裁認定
国が出現した現在においてもなお「核保有国は軍事攻撃を受ける事はない」という仮説は人類
史上いまだ覆されてはいない。

米中衝突が報じられているが、核保有国同士の全面核戦争はまず起こらないだろうから、日本
が中国と軍事衝突させられる日中衝突という代理戦争になっていくと思う。アメリカ側に付く
しかないというマスコミ報道も日本をアメリカの先兵にさせる世論誘導だと思う。

非核保有国側に勝利は無いのだから日本敗北に最終的には向かっていくと思う。米中衝突の狙
いは「非核保有国である日本をまずは滅ぼす」という米中の合意事項でさえあるかもしれない
と警戒すべきだと思う。

イラク戦争において「イラクが大量破壊兵器を持っていない事を証明出来なかったのが悪い」
となっているが、無い事を証明するのは至難の業であり悪魔の証明といわれ、森加計問題でも
安倍首相が自らの潔白を訴える理由にしているが、イラクはアメリカや日本の軍隊に蹂躙され
数十万人の国民と指導者が殺され国が滅ぼされてしまったのである。ヨーロッパ各国はじめア
メリカさえも猛省しているが、いまだにイラク戦争の非を日本の指導者達は認めていない。

戦争というのは一方が弱ければ理由などこじつけで始められてしまうし、殺され奪われてしま
えば後の祭りとなってしまう。戦争を回避するには今も昔も軍事バランスを保つ以外に方法は
無いというのが現実だろう。

日本の場合「強いアメリカに従う事で軍事バランスを保ってきた」となっているがそれは嘘で
、日本はその気になれば直ぐにでも核保有国になれる技術力と工業力があり、「日本の潜在的
核保有能力が抑止力」となっていると思う。

アメリカからの内政干渉によって経済的精神的に日本が弱体化され、核製造能力が衰えてきて
いて大変危険であるのだから、その理由一つ取っても暗殺謀略拠点である事が疑われる在日米
軍は撤去して、自分の国は自分で守れるように日本は自主核武装しなければいけないと思う。