「希望の党」失速で高笑いも安倍首相は退陣必至〈週刊朝日〉 
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 10 月 10 日
        

「これで200議席割れはなくなった!」 5日昼、希望の党代表の小池都知事が
「出馬しません」と明言したテレビ画面を注視していた自民党本部は歓喜に沸いた。

「200議席割れ」には伏線があった。 2日午後に官邸・自民党に「現有288から
200割れの可能性が濃厚。希望160前後の勢い」という信じられない情勢調査の結果
が上がってきたからだ。

 自民党三役経験者は本誌に「森友、加計疑惑での嘘つきイメージがこびりついた
安倍首相では駄目」と落胆を隠せなかった。

 それが一転し、この自民党幹部は5日、「小池さんの戦術は正しかったが、戦略を
間違ったね。今のトレンドでは最大50減程度でとどめられるのではないか」と笑顔で
語った。
 小池氏とは「犬猿の仲」(自民党議員)として知られる菅義偉官房長官は最近、
上機嫌だという。

「小池氏が『排除の論理発言』をして以降、夜回りでも笑顔でちゃんと応じて、『(政党乱立で)うちは有利だよね。東京でも希望の党より、うちのほうが強いね』
と強気です。全国の警察・情報機関から裏情勢を集約している官僚トップの杉田和博
官房副長官に至っては、3日夜に宿舎の部屋に番記者を珍しく招き入れ、『希望は相手
にはならないでしょう。底が割れたんじゃないの』と余裕しゃくしゃくでした」
(政治部デスク)(続く)