●福田元首相が痛烈に批判!

「国家の記録を残すということは、国家の歴史を残すということ。
その時の政治に都合の悪いところは記録に残さないとか、本当にその害は大きい」
「後世に対する悪い影響を残すだけ」――。福田康夫元首相が「森友問題」を痛烈批判だ。

 3日のTBS系情報番組「サンデーモーニング」のインタビューで、福田氏は、
森友問題で財務省が公文書を破棄した――と説明したことに対し「これは問題あり
ますよ。会計検査院が審査すらできないのは論外」と怒りをぶちまけたのだ。

「(記録廃棄を)正々堂々とやりました、みたいな言い方をすべきではない。
間違っていましたぐらいのことを言うべき」。
佐川宣寿国税庁長官の理財局長時代の国会答弁を振り返り、ズサンな公文書管理に
ついて批判した福田氏。
 だが、本当に批判したかった相手は財務省じゃないだろう。