>>61
>まずは、軍資金で米英は日露戦争で日本を応援した。

そもそもパリ協定で米国は「民族自決」を主張しています。
字面だけ見ると、人種差別撤廃=植民地解放に同調してくれそうに見えませんか?
まあ、実際は裏に「白人種に限る」という差別的な文言が隠れており、それを読み違えたともいえるわけですが。

もっと言うなら、日露戦争の原因はロシア帝国軍の南進のようです。
その先にあった朝鮮半島が植民地化されるのを、日本は阻止しようとしてロシア軍とやり合ったんです。
日清戦争でもそうなんですよ。
清国政府は「朝鮮半島は清国の属国」と宣戦して、日本政府は「朝鮮半島は一個の独立国」と宣戦して戦争が始まりました。
大東亜共栄圏の素になる思想がこの時にはもうあったわけですね。

満州の権益を米側に渡さなかったのは、日露戦争が日本にとっては無理筋、本来は勝てないはずの戦争だったため、戦利品である満州の権益を渡してしまうと、日本が経済破綻してしまうからだと言われていまして、これは当時、米政府も渋々認めていたようです。

さらに言うなら、欧州で第二次大戦が発生した際、ルーズベルト氏はイギリスにせっつかれて、欧州戦線に参加したかったようなんですよ。
しかし、米世論は参戦に否定的でした。(孤立主義が蔓延していたと言われています)
そこで、ドイツの同盟国である日本から仕掛けさせて、米世論を開戦に傾けようという世論工作のために行われたのが、蒋介石援助であり、それを起因とした日中戦争だったんだとか。

あの時代の話は、一方的にどこを悪者にすればいいという話では片付けられないほど複雑ですよ。
おそらく、調べれば調べるほど、何を信じればいいのか分からなくなってくると思います。