中国メディアの今日頭条は28日「約100年間もホンダはジェットをあきらめなかった」と称賛した。

約100年間とは、創業者・本田宗一郎氏が飛行機づくりの「夢」を持ってから、米連邦航空局から「型式証明」取得までにかかった
期間を指す。記事は、日本の技術者たちの執念とさえ言えるあきらめない精神に感心している。

ゼロから航空機を作るのは、ゼロから自動車を作るのとは別の難しさがある。他社の真似ではなく自分たちにしか作れない
機体を作りたい願いが、壁を高くした。機体とエンジンともに開発することにしたため難易度は高くなり、創業者の死後、何度も危機に面した。
しかし、東大工学部航空学科卒の知識と意欲を持つ藤野氏を中心に、1997年にプロジェクトが正式にスタート。
最大の特徴は、エンジンを主翼上に配置した点だ。ボーイング社から嘲笑されたが、これで客室と荷物室の容量を確保し、高速飛行時の空気抵抗も大幅に減った。
イタリア・フェラガモのハイヒールにインスピレーションを受けたデザインも美しい。空間の広さや独立したトイレなどを考えるとコストパフォーマンスでもけた違いのレベルだ、と絶賛。

ホンダジェットは中国でも受注を始めた。富裕層の多い中国は今後が期待できる市場だろう。中国は、こうした日本企業のあきらめない精神から学ぶことは多いだろう。
(2018-11-30 searchina)
・・共産党一党独裁の中国ではとてもムリだ。思想信条表現の自由のない国で新しい技術は生まれない。