>>491
>成立時には「主権国家の国民」と云ふ者は何處にも存在してゐない。

GHQが去っても「96条を使って憲法を日本人の手で作り直す」ということをしなかった時点で「誓い」が成立。

>國家が約束をするのは條約に於てゞある。

「わたしは毎日、勉強します」という“約束”と「わたしの財産の一部をあなたに差し上げます」という“約束”の違い、わかる?

>其の理窟は獨裁政治の暴力的統治下でも成立ちうる。

そうですよ。現に、そういう国においては、それが「法」でしょ?

>何うして議員の多數決で決まるのかね。

帝国憲法の時代から、議院内閣制に基づく間接民主制の国家だから。

>占領憲法はGHQの要請に因り成立した法だが、御前の云ふ社會とはGHQの縡かい(嗤)。

GHQが去っても「96条を使って憲法を日本人の手で作り直す」ということをしなかったわけですから、
「日本国民の要請の基づく憲法」なわけです。でなきゃ、GHQが去った時点で作り替えられるわけです。

>占領憲法は日本人では無い者が勝手に起草した草案が元になつてゐる訣だが(嗤)。

ところが、その草案を見て賛成死、議決したのは日本人。日本の議員。
帝国憲法は、選挙も経ていない、国会議員でもない者が勝手に「議決」しちゃったのです。もう、論外ですね。