稀代の守銭奴として名を馳せた日産カルロスゴーンが「報酬50億円過少記載容疑」で東京地検に逮捕された。
1999年に社長に着任するや否や大規模なリストラを断行、従業員4万人を路頭に迷わせた大量首切りの首謀者だ。

労働者を苦しめ、下請け企業を苦しめ、その一方で自らは法外な収入で贅沢三昧の生活を送り、プライベートジェットを保有し、世界中に豪邸を所有している。

これについてゲッペルス世耕経産相は「権力がトップに集中するとこうなる。日産には体制改善が求められる。」と述べた。

おいおい、世耕さんよ、アンタが言う言葉じゃないだろ。これは一企業での犯罪だが、「日産」を「日本国」に置き換えてみるがいい。
全く同じではないか。権力が集中したトップが夫婦で政治を、行政を私物化しているではないか。

今回の事件で被害を被るのは日産社員、株主、ユーザーだが、「日本国」の私物化によって、安倍信者を除く全国民が少なからず被害を受けている。
だが、地検特捜部というところは、与党議員、役人には超甘いから、この馬鹿夫婦がいくら悪事を企てようと、立件することはないのだろう。