>>915 続き

>奴隷が是とされた時代は生来の人権という概念に人類が未到達だっただけですよ人間に発見される前も細菌は居ましたよね?

自然の中から、人間が細菌という分類によって切り取ることで存在することになったわけです。
よって、切り取る以前は、様々な生物と混濁した細菌とは異なる未分化の存在でしかない。
つまり、人間が認識する以前に、細菌という概念はありません。
同様に、人権も人間の認識によって作り上げた概念です。それが創作された以後に認められるものです。

>現代で仮に奴隷制を是とする法律を作ってそれを法実証主義に基づいて有効だと言い張れますか?

仮に憲法によってそれが刻印されたら、法としては有効でしょう。
当然、その前提として国際法との比較において、憲法上位説の立場を取る必要がありますが。

>君の言うとおりならばイスラム法の残虐な刑罰への批難など存在するはずもなくチベット弾圧への批判も存在するはずもありません。

君には何回いえばいいのかな?
法実証主義の観点からは道徳的評価は棚上げしたからといって、、倫理的観点で批判してはダメとするものじゃないと。
よって、批判する余地もあるわけだ。

>悪法問題のテーゼの一つが独裁政権の抑圧的放棄への反抗が法実証主義ではしにくくなることであるのは周知の事実です。

国家の観点からそれが法だとしても、それに対する道徳的評価や、実際に従うかは個人の判断に任せる問題でしょう。
”法とは共通善と重なるものである”、こんな前提で考えてる方が抑圧的だろう。

>説明されたことを「説明されてない」って言い張ったって無駄ですよ。

実際に説明されてないでしょう。事実、こどもの権利は親をはじめとした大人同士の承認によって成り立っており、
そこには天賦人権説のように、既に持っている権利ではなく、一方的にそこから与えられる形で生じてる。
上記のように私は説明し、君が述べる帰納的な証明は成り立たないと述べてるわけだ。
それに対する反論は、人権の”発見”とか言い出しているようですが、実際にそれがあるという根拠の説明は一切ないじゃなですか?
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