>>990

>大本の普遍性が保たれれば

だから、今の天賦人権説のように、自由・平等が社会的な権利として、
普遍的に認められた事実は、前国家的な自然状態の中であったんですか?

例えば『文明と戦争』という本で述べられてる通り、
https://honz.jp/articles/-/13755

自然状態における人間は、争いに明け暮れており、
その死亡率も非常高ったことが示してるわけです。
ファンタジーが根拠では、論理的な説明ではないでしょう。

>弱き者は救われねばならない(群れの中の弱い個体もある程度は庇え)」が普遍性を持つことと

天賦人権説は、人間であることが根拠であり、それ以上の根拠を求めてないわけです。
よって、種族といった境界の中でしか認められない扱いは、天賦人権説とは異なるものです。
その境界を越えれば、上記で述べてるように、決して天賦人権説に求められる、
相手に対する社会的な権利保障等は、それこそ蔑ろにされてるわけです。

>「全ての集団で保障の範囲や厚さすら共通でなければ、そんな丸っとセットの権利が不変でなけりゃ
>普遍性はないんだあー!」と思う2bit脳ではないんだろ?

少なくとも天賦人権説は人間に対して、自由・平等を社会的な権利として当たるとするものです。
そうした意味では普遍的なわけです