アメリカは、あのとおり平均的な民度の低い、わがまま放題の国民だから、コロナ封じ込めをしたくても、そう簡単にはいかない。 
  
 かたや、日本は、その気になれば、できるのだ。 

 ところが、アメリカがコロナ汚染国、 日本はコロナ清浄国となってしまうと、世界経済の「デカップリング・ライン(経済ブロック分離線)」が、日本と中国との間ではなく、太平洋のど真ん中に引かれてしまいかねない。

 トランプが声高に新型コロナを中共のせいにしたため、中共から自由を求めてアメリカに留学した理工系の秀才たちが心無い差別に晒されて、中国への愛国心に目覚めてしまった。 

 金融ITとカネ儲けになる仕事しかやろうとしなくなったアメリカの若者のかわりにアメリカの科学技術を支えていたのが中共からきた学生たちだったが、大挙して退去しようとしている、アメリカから中国に。

 そうなると、ITはともかく、アメリカの産業に必要な最新のテクノロジーを支えてくれるかもしれないのは、ドイツを除けば、かつて大日本帝国を構成していた日韓台の3国しかない。 ところがドイツと韓国は中国に走ろうとしているし、台湾は封じこめに成功したコロナ清浄国だ。

 日本だけは汚染国にとどまってくれ、というのがアメリカの悲痛な叫びなのではなかろうか。

 となると、日本の民間人有志としては、日本の封じこめだけでは済まなくなる。
 アメリカの封じこめのお手伝いどころか、日本主導でアメリカからコロナをワイプアウトしてやるしかないだろう。