>>333
正直、君の「放置」の概念が急に疑わしくなってきたから、いったん整理すると、だ。


  1.「和平交渉自体は戦争終結に向けての努力の一つではある」とする立場
   → 共産主義革命の可能性の漸減のために国体護持について粘るか、即時無条件降伏するかは、どちらも外交上の選択肢
    → 和平交渉成立により2回目・3回目の投下を回避し、且つ、日本国民を共産主義革命の戦火に巻き込む可能性が減らす路線も正当な努力となる。
     → 「長崎が!」と路線変更しなかったことを責めるためには、3日後のタイムリミットが予測できたとする必要がある。
       (単に「投下の可能性もゼロではない」程度なら、和平交渉続行の選択肢を選んだことで国民の命を蔑ろにしたとは言えなくなる)

  2.「和平交渉なんざ放置! 即時無条件降伏以外は放置!」
   → 即時無条件降伏以外は2回目・3回目の投下回避の努力として認められず「ゼロじゃないからぁ〜」ぐらいの曖昧な論証で責任を追及できる
    → ただし「即時無条件降伏以外は放置」とすること自体に当時の指導者がほぼ全員6日以前の段階で無条件降伏以外の未来は存在しないだろうと予見できている必要がある。


俺は流石に2レベルの未来予知を当時の日本の指導者たちに要求してるとは思わなかったから、当然に1だと考え「君のは長崎を予見できたのが大前提よ」と指摘してきたわけだけど…
…相手が常識レベルの論理性を持っている(昔の人間にエスパーであることを要求しない)ことを前提に読解するのって、君にとってはストローマンなのかなぁ…



まぁ、いいや。
とりあえずこのまま「放置!」と言うのか、「放置ではないなぁ…路線間違えだよなあ…」と思い直して再構築するのか、考えてみてよ。