>>102
あ〜…どうやら、彼は人権が万人に生まれながらにして与えられる権利ではなく、
「人権=公権力行使により被害、不利益を受ける人たちが主張するときに理由付けとして使うもの」と思い込んでいるっぽいのよね…
(…余程政治闘争にしか興味のない講師から教わったのか…そもそも「大学で学んだ」が嘘なのか…)

そして、彼がそう解釈していると仮定すると、
「人権を保障するためには政策・法律が覆されることがある(実は利益授受者と被害者の多寡はこのことに一切関係ない)」と
「特定の場合には、多数派は少数派の意見を取り入れる義務がある」との区別が何度説明されてもつかない事の説明がつく。

さらに、君の問いかける「多数派の人権」を彼が問いかけとして理解できないのも良く分かる。
彼にとって多数派の人権は公権力行使と同一視してよいものって、さながらゲームのルールとして定まっているからね。
(こんな滅茶苦茶な解釈をしていたら、例えば立川反戦ビラ配布事件の有罪判決とか理解できないし、
 そもそも公共の福祉は誰に師事したって人権相互の衝突として習うはずなんだが…)
 


………というわけで、もしかしたら君の問いかけは、創造論信者に進化過程の質問をするぐらい通じにくいかもよ。