ディストピアSF [無断転載禁止]©2ch.net
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ハーモニーは映画も見たけどピンクの優しい世界がいいよね
すばらしい新世界も映像化したら新側はあんな感じの優しい世界に見えるんだろうな
管理が行き届いて、清潔で、苦悩もなくて
でも自由はなく思想の深みもそこから生まれる芸術もない
そんなすばらしい新世界 生物学的に言えばセロトニン脳みそにドバドバ投入してればそりゃ幸福なんだろうけど
一般的な価値観ではそれは不幸でしかないんだよなあ >>103
すばらしい新世界の例のソーマはセロトニン大量に出す薬なのかね
当人の感じる幸福が本当に幸福なのかどうか、人文系の解釈では分からんかもしれないが
自然科学の文脈で読んだら薬で苦悩を忘れさせて作った幸福なんてのは明らかにディストピア 義務こわい
でも幸せにはなりたい
全体主義まっしぐらw 民主主義には全体主義が生じないと思ってる物理学者がいるんだって?
とんでもない教養の無さだね 「華氏451」だと選挙も娯楽の一環くらいな 扱いだったな
「この間選挙っていうのに行ってきたの」と世間話で流される 主人公が追われる場面の報道もエンタメ化してるよね
腐敗した民主主義を感じる >>111
すばらしい新世界か
華氏451度か
どちらもか 資本主義から全体主義が生じないと思ってる社会学者というか教育学者もいるらしい
第二次大戦前に実例があるのにな
でも知らないって考えられないよなあ
自称教育学者なのか >>100
独裁者(政権)が一番嫌がるのは、民衆が知識と知恵を持つことだからな。
そして気づいてしまった奴は権力者に狩られることになる。
大多数の人間が狩られないのは彼らが独裁者に「お前たちは幸福だ」と言われれば
「本当か?」と考えもせず、どんな劣悪な環境にいようと「私は幸福です」と
オウムのように繰り返すだけのロボットのような頭が空っぽな奴らばかりだから。 >>114
権力者に狩られるのではなくて
大衆に(精神的に)押しつぶされたのが「新世界より」の野蛮人かもな
圧倒的な同調圧力のなかでは、野蛮人が自分自身として生きていける場所がない >>114
>独裁者(政権)が一番嫌がるのは、民衆が知識と知恵を持つことだからな。
このパターンじゃないのは現在のシンガポールだよね
むしろこの国は国民に知識と知恵を付ける事を推奨というか要求している
一見日本に近い国だけど政治的な分野における発言の自由が無かったり
実は全然違う国なんだよね
一人当たりのGDPは日本を越えているし犯罪率も日本よりも低いけど
どうなんだろうな・・・・とは思う
シンガポールをベースにしたディストピア話があってもいいと思う >>116 超軍事国家だしな。ある意味、現代のスパルタ民主制だと思う。
20世紀後半の機械文明で公然奴隷制の「必要はない」けれど、外国籍メイドさんとかへの洒落にならん事件は時々伝わってくるような… 「すばらしい新世界」の資本主義下全体主義を
さらに現代的未来観で洗練させて
軍事力も付け加えたのが
「虐殺器官」と、そこからの発展形「ハーモニー」 現在の日本をテーマにしたディストピア小説があってもいいと思うんだけど
そういうの全然ないよね・・・・
今の日本じゃそういう系の小説は売れないだろうから仕方ないよね
1984とかの日本バージョンがあったら読んでみたいんだけどな
となると今後も海外発のを期待するしかないわけか 日本は小説にするまでもなく現実がすでに同調圧力厳しいディストピアだから…… 村八分にされた実話を書くだけでデイストピア作品になるだろ >>120
じゃあ君はそのディストピアの国において
幸せを感じる事が出来ている大多数の人なのかな?
それとも不幸を感じる極一部の人なのかな?
って質問を他の人にしても大多数の人が
自分は不幸を感じるごく一部の人ですと言いそうw
うん、不思議な矛盾している国や・・・・ 平均収入を下回っているのに貧困の自覚がない大半の日本人
生まれついての階級差はあるのにないものとされている日本人
ディストピアだよな けどスマホで何でも知ることが出来て、結構暇つぶせる良い国なんだぜ ディストピアなのかユートピアなのか
視点によって違う いやあ変な機械に没頭して偽りの全能感を与えられ
人間本来の思考能力を奪われてるなんてディストピア描写の極みデショw >>!28
SNSによる仲間内の連帯感ってのもすばらしい新世界に通じるな エドワード・ケアリーの「アイアマンガー」シリーズのゴミだらけヴィクトリア調ロンドン。
現実の戦後炭鉱のボタ山崩れで多数犠牲者出した「アファンの悲劇」のゴミ版も出てくる。 >>121
「R帝国」って初めて聞いたけどあらすじをパッとみた限りだと
現代の日本というよりも日本をベースにした国での話しって感じなのかな?
こういう直接的なディストピアも悪くないけど
23分間の奇跡みたいな間接的な恐怖を感じてゾクゾクするような話しが欲しいな
はい、贅沢を言っているのは十分承知でございます・・・・ >>113
人文・社会科学の学者は自然科学領域のトピックに無知だから
SF小説を読み間違えてるのは度々見かけるんだけど
さすがに社会学者が全体主義体制で資本主義もあるってことを知らないとは思えないw 全体主義の定義なんて人によって違うからね
アメリカに住んでいた事がある俺に言わせれば
アメリカだってじゅうぶんに全体主義だよ まだ全然未読なんだけど、ピーター・トライアスの「ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン」
ディストピアものだっていうことで、読んでみることに決定
Amazonの評価は高くないけど、評価の内容を読んでみたら
自分にとってはどれも重要とは思えない内容だったんで
そしてピーター・トライアスが、凄くいい人だったw ディストピアというか、ピータートラヤスは『在米』だから…w
まぁ間違いなく教育で教えられた過去の『恐い恐い日本軍』ベースなんで
こんな日本無ぇよwとTVゲームとアニメが混ざった異様な世界がですね…
ディックっぽいといえばディックっぽいパースが変な世界が
まぁ面白いよ。 USJはそもそも思いっきり誇張してギャグにしてるから、日本の知識とか関係ないような
アメリカ側の描写だって、レジスタンスというよりISとかのテロ組織みたいだし 表紙詐欺さっぴいても
ディストピアというよりヘンテコジャパネスクSFのリブートって感じだよね >>133
そうはいっても、小説家が一般的な定義によって書いた内容を
自分の定義と違うからっていって攻撃するような読み方は違うよね。
個人で定義が違ったとしても、たとえば
すばらしい新世界には資本主義下の全体主義というものを茶化した内容
って読み方は妥当であって、否定するのは誤読もいいとこ。 >>139
小説家の意図と世間が違うってのはあるみたいだけどね
ローズマリーの赤ちゃんは、「今どき悪魔ってw」って読まれると思ったら
普通に悪魔崇拝ネタが受け入れられちゃって、
続編でホラーファンの肩透かししてやれ見たいなことして
評判がひどく悪いという >>140
いや、「悪魔崇拝してる」っていう書き方と読み方は共通してるでしょ
それが良いか悪いかは別として
だから例えば「資本主義下に全体主義がある」と書いてあるし読めるのに
資本主義じゃない共産主義だっていう批判は誤読だよって話よ ディストピアのストーリーをやろうとすると
サイバーパンクとか戦争の設定をすぐに持ち出す風潮には正直飽きてきたな
そういう作品に限って内容が薄っぺらかったりするんだよね 『ディストピア パンドラの少女』読了
警告 ちょっとネタバレあり
(どこかディストピアやねん ただの荒廃した未来じゃないか)
と思って読んでいたら、最後の最後で(ああ、そういうことね)と腑に落ちた
さいきん何でもかんでもディストピア≠チてつけたがる風潮は、ホントどうにかしてほしい
まれに本当のディストピア作品に出合うと「本物のディストピアだ よかった」
と安心するという、逆転現象があちこちで見られる ディストピアって言うとガリアンに出てきた惑星ランプレートを思い出すな 今更だろうけど最近メディアで大絶賛ステマ中の
伊藤計劃と中村文則の作品を読んでみたけど
テンプレ流用しまくりのぺっらぺっらでびっくりしたわ・・・
なろうレベルで出しているのなら理解出来るんだが
これを売っているというのが信じられんわ・・・・
なんでああゆうペラペラな人は
すぐヒトラーやアメリカとかの固有名詞を出しまくってくるんだろうな?
独自の解釈を披露するなら分かるんだが違うからね・・・・ 細田の「サマーウォーズ」でなんの前振りもなく
他の国は一切名前出ないのに「アメリカ軍がやった」って
唐突に実名出して悪役になってたのは釈然としなかったw
そこはむしろ廃れないために"どこかの軍が"にしとけよと 百田尚樹が1984のオマージュ的小説を書いたって言ってたけど
あらすじだけ見てみれば1984っぽくも無いし1984より批判が直接的すぎる気がするんだけどどうなんですかね 作家とかは人間性がどうこうでなく作品で評価だ!派ではあるのだが
百田はちょっと手に取りたくないレベルで気持ち悪すぎる。 >>147
カエルの楽園の事を言っているのかな
それであれば話は面白いけど1984っぽくないでしょ
好みは人によって分かれるだろうけど
上で挙げられているようなテンプレ流用しているだけで
中身がペラペラな人に比べれば遥かにマシだと思うけどね AIやサイバネティクスの基礎知識が不足しているのに、分かったつもりで
SF小説・映画を語ってしまう社会・人文領域の学者は多い
ディストピアSFについても、科学史なんか踏まえた作品をそうと知らず
勘違いして語ってる社会・人文学者はよくTwitterで見かけるな 社会学系の教授をひたすら馬鹿にしている人がいるけど、事情がよく分からんけどそこまで粘着せんでもええやろと思ってしまうがw
学者の多数がよく分かっていないのには同意するけど、それを言い出したら作者の方だって単によく分からずにパクったうえで劣化している人も多いからね
伊藤計劃とかだって何であんなに高評価なのか俺個人としては全く理解出来んわ
あんなのを読むぐらいならすばらしい新世界や1984を読み直している方が100倍有益だよ 人文社会の学者は自然科学分かってないのにSFを批評するから疎まれてるだけのこと
伊藤計劃は同人時代からの仲間が編集の仕事してることもあって
業界内で追悼がてらプッシュしてたんだろう 社会学の教授って能力なくてもコミュニケーション力(つまりコネ)でアカデミアに生きてるだろ
論文書かなくてもTwitter論壇で偉そうに語ってたらヨシってなもんよ 俺はそういう学者とか教授の世界の事がよく分からないから素朴な疑問で聞くんだけど、そういう教授とかの人って自分で作品書いたりしないの?
もし書かないのであれば、どんなペラッペラッでパクリまくりの作者よりも遥かにレベルが低いよな 読めてないやつらのことを読めてないと指摘してるだけだわな 「崖の上のポニョ」は本当にシンプルに前々から宮崎が使ってる
“ファンタジーの世界はそこにあるけど大人には見えなくて子供と老人には見えるんだよ”を
そのまんま拡張して、子供主人公が見えてるものが真で
現実とファンタジーの境界を超えてきたポニョのせいで
現実とファンタジーが入り混じって混沌としてしまう。ってお話なのに
なにをどうすればネットであれだけ基本を外した的外れな自己解釈が毎回吹き荒れるのか謎で謎で…
子供視点が「真実」だから身体が小さい子供の時の親の運転は身体が飛ぶほど荒いとか
ホント徹底して描き込んでるのに、そこわからないんだぜ… 俺は愛国戦隊大日本のメインスタッフだった庵野が作ったシンゴジラに対して
何でみんなが「国防の重要性が」とか「憲法九条が」とか真面目に的外れなことを言ってるのかが不思議で不思議で仕方が無かった
だから、同じ作品を見てるはずなのにまるで別の作人を見たかのような感覚ってのは何となくわかる 社会科学領域の教授せんせいたちは、自分らの思想でバイアスかけて鑑賞しちゃってんだよ
作品そのものを受け取って理解するのは案外自然科学の人のほうが得意かもね >>154
小説スレでも出てた話だが、早川は新人の使い方が意味不明
某駅小説なんかそこらのラノベ以下の出来なのに出版にこぎつけたのはコネとしか思えない 面白い作品じゃなくて売りたい作品をプッシュするのは基本 今年のノーベル文学賞の受賞者が発表されたけど、まあペラペラな話しの人だったね
何でディストピアとかの深い話を書くジョージオーウェルとかオルダス・ハクスリーとかアイザック・アシモフとかの人達はとれないんだろうかな
まあこういう人たちはノーベル文学賞を貰っても素直に喜ばなさそうだけどさw 人文系の学者には理解できないからだと
ここ数年のTwitterを見ていて思った 読んだところで共感する事こそあれたいして学ぶものが無い文学なんて存在価値なんてないと思うんだけどなー そりゃ基礎知識がない人文・社会学者はSF読んでも学べないだろうな ブンガクシャの理屈や感性はアクタガワショウとかいうのの報道観ててもさっぱりわからないが
まあ、なんとなくメインストリームの一般小説作家が書く「どこがSFだ。」ってのと同じように
ブンガクとの間には「どこがブンガクだ。」って感じさせる見えない溝があるのだろうなとは感じている。 芥川賞といえば、円城塔のときに思ったのが
サイエンストピックを使ったSFとしての深みがないというか
SFとしてのおもしろさが欠けても
小説としての構造だけできていればいいんだなってこと
文学者は円城の書くメタフィクションは分かっていても
SFとして使われるサイエンストピックには疎いんだろうな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています