SCP-4947は、赤痢による死者の公式な統計が必ずフィボナッチ数列に従った値になる異常
こいつは、公的な赤痢による死者数がフィボナッチ数列に従うように、赤痢による死者を発生させる

ただし、対象はあくまで公式な数値であり、実際の死者がフィボナッチ数列に従っている必要はない
すなわち、統計に載らない死者や、誤記載などで公式統計が現実と異なる場合でも、公式な記録上の値が対象

これを逆手に取って、財団は公式の値として常にフィボナッチ数列に従う値を発表するようにした
これにより、SCP-4947は赤痢を発生させない(死者が出るとフィボナッチ数列から外れるから)方向で異常性を発揮するようになった

という話じゃないかな