音声入手! 元外務省キャリア官僚がサウジアラビア大使のパワハラを告発
https://bunshun.jp/articles/-/24500
 当時サウジ大使館で上村氏の部下だった30代男性のA氏が、こう告発する。

「2018年3月の深夜、私の家で60代のスリランカ人女性のメイドが心筋梗塞を発症したので、自家用車でメイドを私立病院に搬送しました。
一命をとりとめたものの、メイドは保険に入っておらず、高額な医療費を請求されたのです。
私は手付金15万円を払い、値引きしてもらい、残りの300万円が大使館あてに請求されました」

 サウジアラビアには、雇用主がメイドの保険料や医療費を負担する義務がある。だが、大使館からA氏にはその説明が一切なく、大使館にいるメイドやドライバーなど18人中13人が無保険だったという。

「メイドは別の書記官ら計4人で契約していたにもかかわらず、介抱をした私に、上村大使は300万円全額払えと言ってきたのです」(A氏)

 8月29日に大使室で、上村氏は30歳近く年下のA氏にこうまくしたてた。

「踏み倒しは絶対に許さんぞ。借りるなり何なりするなりして、必ず決着をつけんとあかんぞ」
以下略