【失われた】光瀬龍【スレの記録】
立ててみた。
このスレも木星のプランクトン・シティみたいな運命をたどるのだろうか・・・ 「博徒の明治維新」とか「中国革命を駆け抜けたアウトローたち」とかいろいろ名著があるなその辺。 そもそもゲリラいうんは
レジスタンスと山賊のいいとこ取り >>10
たそがれに還るのラストは
無「やったか?!」
みたいなものなので人類はまだ負けていないのだ なぜオリオナエだけカタカナでしゃべるのか?という疑問を何十年も考え続けてきたのだが
小説が書かれた頃の風潮では1人ぐらいはカタカナでしゃべるキャラがいないとSFとはみなされなかったからという結論に達した
漫画化された頃には時代が変わっていたので普通にしゃべった
他にもっといい説明があったら教えてください >>39
「宇宙航路」が出た頃、登場人物が江戸時代のいなせな人たちみたいなしゃべり方をするSF、という書評を見た記憶がある 光瀬作品の大半は子供の頃に読んだので今読み返してみると新しい発見があって面白いね
たそがれに還るのチャウダ・ソウレ副主席は「各植民都市の条件つき独立会計に広範な予備資金をプールさせた」手腕が
高く評価されているのだけどこれは今でもよくあることだよね
予算内に予備費を多目に計上しておけば補正予算を組む必要がなくなるので政府は議会の審議を経ずに色んな新規事業ができる
今も昔も遠い未来も政治家のやることに大差はないのだ もう30年以上昔、豪華声優陣(富山敬、池田昌子ら)、BGMヴァンゲリス『動物の黙示録』で宇宙年代記のラジオドラマを確か1週間演ってた事がありました。
宇宙ステーションに隕石が衝突する話と、火星のアンドロイド達が反乱を起こす話だけテープで残ってたんですが、残りを何処かで聴けないですかね~?録り忘れた事が当時から心残りで。 >>48
うわっそんなのあったんだ
聞きたかったー
ヴァンゲリスの音楽さぞぴったりだったろうね
あの人の音楽はメカニカルがありながら人間的な感じで
いかにもサイボーグって感じだから NHKのラジオSFコーナーですね。書かれてるのは標位星2197年と落陽2220年。パイロットファーム2029年と宇宙救助隊2180年と後もう一個。
パイロットファームはあと7年だ。 子供の頃「ロン先生の虫眼鏡」をたまたま目にして
‘原作 光瀬龍’でちょっと驚いた
その頃は光瀬さんがSF作家というのは知っていたが
こういう種類の作品の原作も書くんだと意外に思ったな http://www.green.dti.ne.jp/system16/NHKSF/SFLIST82.HTM
何と丁度40年前でした。オレも年取ったな~w
そうでした『標位星2197』、「ご返事下さい…」とメーテルの声でフェードアウトするのが印象的でした。 BGMはヴァンゲリスのアブラハムのテーマとタンジェリン・ドリームのホワイトイーグルかな >>48
発掘!ラジオアーカイブスって番組あるからそこに送って欲しいそす
確か掲示板も付属してる ケイ・リーミンて宇宙塵版だけでなくSFマガジン版でも無敵すぎ >>52
百億と千億みたいに作品が漫画化されたというのではなくて
実際に毎回原作を執筆してたんだよね>ロン先生
第一世代の先生方はみんな働き者だね 単に磯を歩き回るだけじゃなくて寄せては返す波の勢いを利用して獲物に襲いかかるんだな>タコ キャプテン・ウルトラは漫画はなかなかかっこ良かったのになあ >>58
ロン先生も百億同様にもともと光瀬龍の著作が刊行されていて、
それを原作として漫画化したものだったと思うけど。 >>63
ウィキペディアによるとロン先生の虫眼鏡は光瀬先生が漫画用の原稿も書いていたそうですよ 宇宙航路の電子書籍はないのかな
日本SF史上屈指の美しいタイトルだと思う 「派遣軍還る」の派遣軍があーなって実はこーなってたとこに戦慄するのは
今日泊亜蘭氏の「光の塔」の影響なのかな
今日泊氏のはことを起こしたのはナニだけど光瀬氏のはそれですらないものというのは
後の作品にも見られる光瀬氏独自のテーマ development type : helio-ses-beta >>65
宇宙航路だと、はっちゃけてる激闘編の方が好きだな。過去スレで言われてたけど落語の世界。 >>68
私はトラコ市長の教えを守って香典袋はまとめ買いをしています! お経に書いてあることはすべて真実という立場で明白なフィクションを注釈しようとするなら比喩ということにするしかないだろうね ヘリオ・セス・ベータ型開発とは進化の過程に破滅へと至る道を組み込むことだから
「シ」というのは進化論のシなのかもしれないと「チ。」という漫画を読んでいて思った >>72
宇宙の熱的死、実は、ってのは当時、斬新だった オリハルコンがあれば別次元の宇宙からエネルギーを取り込んで
物理法則を逆転させることができたのかな
オリハルコンは「シ」の世界とつながっていたんだよね ちいかわが「戦場二二四一年」みたいな展開になりそうではらはらしながら読んでいる ヘリオ・セス・ベータ型開発の真っ最中という感じの世界観だよね>ちいかわ 前からあったのかもしれないけど、東キャナル文書がKindleストアにあったから買った
オーロラの消えぬ間にと錆びた銀河はなかった。そのうち電子化されるかな 良いよな、過ぎ去った未来
金森達のカバー画がマッチしてたよ 今日は、土浦の古書店で「全艦発進せよ」を購入しました。
宮武一貴さんのイラスト、カットも豊富でありまして保存版になりました。
光瀬さんの後書きの内容が現在の世相にも通じますです。 >>81 東キャナル文書だと、角川文庫枠の可能性。その場合他2つは無理かも。 東キャナルだけじゃなく金森達の表紙絵はどれもいいですね
宇宙SFよりマイナ―と思われる歴史SFとかジュブナイルもKindleに入ってるからいつかはと思ったけどむりですかね 無理ですねこりゃ、というか今見たら思いっきり角川文庫版と書いてあるし。ここに上がってるほかにも色々出てたと思うんだけどなあ… 朝に道を聞かば夕べに死すともキャナル
アフレデル(・ω・)キョウヨウ サイボーグハム(多摩、埼玉民しかワカラナイとオモイマスガ) ロクな食べ物がないことで有名な年代記ワールドでもさすがにコオロギは食ってないな
トジのペットよりもひどいものを食わされる列島2023年 フィッシュ・パウダーを遺体でかさ増して作ったボール。バーガディッシュブロス並に食べたくない。 百億の序盤に出てくる哲学者が二人で食べる食事が美味しそうだった
あれを加熱するのに使った機械って電子レンジかなと思った記憶あり ラムカツじゃないかな。きれいな油で揚げたトンカツのような 俺もあの料理は何だろうと長年にわたって考え続けてきたのだけど今は春巻き説を採っている
ギョーザやシューマイだと「具をあらかじめ炒めておく」という作り方は普通はしないと思う
具を皮にくるんでから電子レンジでチンしたんじゃないかな
百億と千億が書かれた時代の電子レンジは人類の先端技術の結晶のような存在だったのだから
レンチンといっても決して手抜きをしたという意味ではないのだ 金森達先生が星の世界へ旅立たれたそうです。
素晴らしい絵をありがとうございます。
忘れません。
黙祷 変なこと書いてしまった。原作が好きならストーリーは面白いと思うけどうまく漫画化されてるのかな 萩尾先生の代表作のひとつと評価されていますよ
難解な原作のガイドブック的存在でもあります >>94
肉団子が小さいと文句を言ったら自分が肉団子にされてしまったのは気の毒だった モト様の百億千憶を再読したカタカナちゃんは考える。(カタカナだけに)
作中で「死」ではないかと言われている「シ」とは、
試験・試練・試作・試しの「試」ではナイノカト。
この宇宙が高次のセカイの実験炉、
存在する知的生命たちのぶつかり合いが触媒や微生物達が起こす反応ならば
まさしくその現象に意義を与える「意味」をアラワスのは「試」こそが相応しいのデワナイノカト。 ヘリオ・セス・"ベータ"型開発だから試作品みたいなものだろうね
さいわいベータテストは成功したようなので次はいよいよ市販化かな
反応炉の周りでブツブツ言ってた連中も納期に向けて馬車馬のように働かされる日々が始まるのだ >>105
読んだのは中防だったからベータとか納期とか考えもしなかった
どんなに高次の存在でもコストと品質に苦しむんだな ベータテスト完了といってもまだ大きなバグが一つ(あしゅらおう)残ってるし前途は多難だ… >>99
ハヤカワ文庫から復刊された「たそがれに還る」が金森さんの画だったので嬉しかった
「百億の昼」とかも金森画に戻してくれよ 自分は「喪われた都市の記録」のカバーが印象的です。
赤い残光を照り返す廃墟のようにも見える宇宙船
茫々漠々 いずことも知れぬ宇宙へ飛び立っていったポンコツ宇宙船だな
シャングリラ編の結末は光瀬作品の中でも屈指のインパクトだと思う。 光瀬さんは宇宙ものが有名だけど時代劇SFもなんか好き
未来人の変な記号混じりの会話が光瀬さんっぽい >>113
時代劇SFは作者がノリノリで書いている雰囲気が読者にも伝わってくるのが良いですね
作者自身が無常感に打たれながら書いてそうな宇宙年代記とは違った味わい >>110
百億の金森表紙は凄まじい迫力だな
子供のころ漫画のファンで原作も読もうとして書店で表紙を見て恐怖を感じた
CGなんて無い時代だからもちろん手描きなんだよね 百億の昼と千億の夜漫画版は最終章であしゅらおうが転輪王のもっともらしい宇宙談義を
「たいした説明ではないな」と一蹴するところに萩尾先生の原作観がうかがえて面白い
原作の魅力は人間ドラマであって超越者のネタバラシにはあんまり興味ないっすみたいな
光瀬先生本人ですらそう思ってたのではないか
とにかく人間が書きたかった人だと思う 百億読み返してるのだがシッタータが変な空間に閉じ込められて慌てるのを天丼でやってるのはわらえる 「人間、孤独であるよりは悪とともにあった方が善いとみえるな」という阿修羅王のセリフも面白いな
ヤンキーや反グレと二人っきりになるぐらいなら一人でスマホいじってたほうがよっぽどマシだと普通は思うよね アップル時価総額440兆円て凄いな
百億も千億も端数みたいなものだ >>114
「多聞寺討伐」はすごかった
グロ、ゾンビとSF、時代小説のコラボとかよく考えたと思う 保険証廃止計画がアトランティス移転計画みたいに混迷してきたけどこれからどうなるのかな
己の個人情報を一枚のマイナンバーカードに化して永劫に挑戦するのは嫌だね 転輪王さんは、人類は病いの流行には医師を養成し、多量の薬物を作ることだけしか考えなかったといって
断罪しているけど、そこまでやればまずまずの善政だよな 対症療法(西洋)よりも根管治療(カンポー)って流行ってたカラナア >>120
萩尾漫画版だと描写されていないけど
原作だと阿修羅王のセリフは「爽やかな声」と描写されていたような >>129
「聞きおぼえのあるさわやかな声」と書かれてますね
お経の中にこんな変なエピソードが出てきたらさすがの龍樹師も困るだろう 惑星開発委員会は空間を操って切断・結合する技術を持っているのだが仕事がぞんざいで履歴も消さないので
アトランティスを半分吹っ飛ばしたとき
↓
阿修羅王と帝釈天の間の亜空間通信回線を起動したとき
↓
イエスをゴルゴダの丘から救出したとき
この順番で前回・前々回の個人情報がダダ漏れになっている
シッタータにもオリオナエとポセイドニス五世の会話が聞こえたはずなのだが阿修羅王とのおしゃべりに夢中だったしな 惑星開発委員会といっても所詮はサラリーマンだから基本的にテンション低いよ
永劫の門で遂に直接対決したときも最初はもったいぶっていたけどだんだんグダグダになって
「俺だって実在してるんだよ」とかしょうもないことをぼやいていた 阿修羅王とMIROKUは宿敵同士なのにちゃんとコミュニケーションが成立しているところが面白い
転輪王なんかよりもよほど話が噛み合っている
心理攻撃を続けているうちに興が乗って「おう。私はどうしたんだ?」と伝法な口調になってしまうMIROKUさんがかわいい 「はためく極光を背景に一人の少女が立っていた。」というのは美しいフレーズだね>シッタータ編 光瀬さんとか眉村さんとかは内容の面白さもさることながら文章の独特の言語感覚が好き シッタータは萩尾望都の漫画だとイケメンに描かれているけど小説版ではもっとメカニックな見た目じゃないかと思う
サイボーグというよりロボットに近い感じ >>137
シッタータって人間じゃないんだっけ?萩尾望都の絵で覚えてるから小説がどうだったかは全然 「百億の昼と千億の夜」と「光の王」
どっちが面白い?