大森望@nzm
早川書房70周年記念カフェから帰還。70年からベスト10年を選んで良平さんがその年について話すという形式で、たいへん面白かった。今岡清SFマガジン元編集長が来てたので、冨野監督がファーストガンダムの小説版を早川書房に持ち込んだときの話を詳しく聞く。ほぼ冨野さんの話の通りでした。
https://twitter.com/nzm/status/678936604694589440

大森望@nzm
早川書房で今岡編集長が富野さんと面談した時点で、小説版『機動戦士ガンダム』はある程度原稿ができてて(半分くらい?)、今岡さんはそれを読んだうえで、「うーん、これはちょっと違うな」と判断し、SFマガジン連載(または早川書房での出版)の話を断ったらしい(後にソノラマ文庫から刊行)。
https://twitter.com/nzm/status/678938208793583617

大森望@nzm
小説版ガンダムがSFマガジンに連載されてハヤカワ文庫JAから出てたら日本SFの歴史は変わってたかも……という話は前に書いたけど(早川書房が一大オタク帝国を築き、早川グループホールディングスを経て株式会社HAYAKAWAになる時間線)、考えたら、結局は角川文庫に移籍してたかも。
https://twitter.com/nzm/status/678939813202944001

大森望@nzm
ちなみにさっきの改変歴史世界のキモは、冨野ガンダム小説がSFマガジンに連載されることでSFファンがガンダムをSFとして受け入れ(いやまあ、たいていのSFファンは実際SFとして受け入れてたんだけどそう思われていない)、SFアニメ論争が起こらなかった世界、ってことです。
https://twitter.com/nzm/status/678948319364710400

大森望@nzm
「ニッポン戦後サブカルチャー史II」のSF回でも、たしかスタジオ収録ではそういう話をしたと思った(SFとアニメの歴史的関わり)。歴史の分岐点は、実際にはもっと前、森優氏が早川書房を辞めた時点だったかも。
https://twitter.com/nzm/status/678949472659869697
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