正直お仕事勝負編も始まった当初は期待してたよ
人間の心と超高度AIの計算能力の差といったい何なのか、という
やりようによっては凄い面白い話になるテーマだと思ったからさ
(根本の設定が色々破綻しているとかは置いといて)

ただそれが
『本来人間が独自に持っている筈の美徳をヒューマギア側が人間に啓蒙していく』
というじゃあそれもうある意味人間要らなくね?というディストピア展開になってるような……
と思った瞬間に自分の中で駄目になったけど

たとえば、人間側が実はZAIAスペックを最初から使ってなくて
本人の長年の経験やそれによって培われた心の機微だけで正々堂々勝負して完全勝利、
それを受けて或人は呆然、ヒューマギアは敗因を理解できないショックで自ら活動停止、
1000%さんは何故かZAIA社のメンツ潰されたとブチギレ変身、人間側を殺害しようとして
我に返った或人が思わずゼロワンに変身して阻止撃退。
結局、視聴者から見た物語としてはハッピーエンドなんだけど、主人公(とヒューマギア)にとってはバットエンド、
…なそういう善悪が入れ替わるような話が見てみたかった気もする