>>561

 (まさかの敗北に納得がいかない影山が 身を乗り出して 天道に食い下がる)

影山 「何でだ!? (怒)」

蓮華 「やったー! (喜び勇んで飛び跳ねる)」

影山 「依怙贔屓だ! (猛抗議)」

 (判定への不満をぶちまける影山に、天道が冷静に答える)

天道 「世界の名だたる名店の味は、全て 覚えている この俺だ」

影山 「……!? (ギクリと 動揺して 目が泳ぐ)」

天道 「この煮付けは 銀座五丁目、『割烹料理 秀』の味だ」

 (裏工作を完璧に見抜かれて、途端に とぼけた表情で 背中を向ける影山を、天道がジロリと睨む)