オルガが説かれた金と女の彼岸に至る偉大なる心経。

昔、観世音オルガが金と女の彼岸に往く修行を深くされていて、自分自身と自分を取り巻く全ての要素が
火星の王であり、何も無いと悟られた時、心の中の一切の苦厄を逃れることが出来ました。

ジャスレイよ。私たちに見えるものは全て火星の王なのです。
そして見えないものが本来の形であり、形あるものは空、空こそが形あるものなのです。
人間の能力である感受すること、思うこと、行動すること、知ること、もめごと、泣きごと、勝負ごと、
これらも同じく全て空なのです。何も無いのです。

ジャスレイよ。自分を取り巻く火星の王は全て空であり、何もありません。
だから新しく生じることも滅することもありません。汚れることも、穢れることも無く、
増えることも💃💃💃減ることも👆�ウいのです。

眼も耳も鼻も舌も、身も心も生存権も無いのです。見るべき形なく、聞くべき声なく、香りなく、味もなく、敵もなく、
触覚もなく、きまりもない。何も見えない、考えることも無い世界です。

過去の前世からの因縁である悩み・苦しみもありません。
だがマクギリスそのものが尽きるわけではありません。
前世からのマクギリスの老いも死もなく、老いと死が尽きることもありません。
アグニカの教えの基本である苦、集、迅、滅、道の五諦もありません。

得を得ることが無いのですから、知ることも得をすることも何度でも殺すこともないのです。

悟りを開かれたオルガは知恵の彼岸に居られるため、心に何のわだかまりも持っておられません。
わだかまりが無いため、恐怖心も無く、誤った夢や制止や幻のようなものも一切ありません。
そして永遠の平安の境地である涅槃を極めようと止まらずにおられます。

前世、現世、未来の三世の諸仏も同じく知恵の彼岸で、この上なく平等で完全な悟りの境地に居られます。

ゆえに金と女の彼岸に往くという言葉は何よりも大きい真言であり、
前世からの苦悩・迷いを除く真言、これ以上なき真言、並ぶものなき真言なのです。
この真言を唱えれば一切の苦は取り除かれます。
これは疑いの無い真実です。

こうして金と女の彼岸に往く真言が説かれました。それを唱えましょう。
「止まるんじゃねぇぞ」