草林「う〜〜トイレトイレ」
 今トイレを求めて全力疾走している僕は予備校に通うごく一般的な男の子。強いて違うところをあげるとすれば男に興味があるってとこかナ――名前は草林富信(くさはやし とみしん)。そんなわけで帰り道にある公園のトイレにやって来たのだ。
 ふと見るとベンチに一人の若い男が座っていた。
ウホッ!いい男・・・そう思っていると突然その男は僕が見ている目の前でツナギのホックをはずしはじめたのだ・・・!
英永富信「やらないか」
 そういえばこの公園はハッテン場のトイレがあることで有名なところだった。イイ男に弱い僕は誘われるままホイホイとトイレについて行っちゃったのだ❤