https://kendo-chourai.seesaa.net/article/201606article_14.html
>「シャングリラの光がまだ見えてる…。でも、カミーユ…私…アーガマに居た方がいいの?(ファ・ユイリィ)」
(中略) 前回のグレミー・トトに引き続き 今回は新たにマシュマー・セロのお目付け役としてキャラ・スーンが登場するのですが、
>何というか、その雰囲気に
『オールナイトフジ』を連想してしまったのは私だけでしょうか?!
>キャラは『ZZ』ならではのキャラクターなんでしょうけど、やっぱりバブルのお祭り騒ぎに向かおうとする世相が反映されているように私には見えます。
> それはさておき、今回でファは一旦本編から退場するのですが、
>彼女だけがパイロットとして生き残ったっていうこともありますけど『Z』の頃と比較すると相当成長してますよね。
>まさか、エマのような姉御肌のセリフを放つとは思いもよらなかったのですが、そのエマの中の人はリィナの中の人もやっておられるので 立場が完全に逆転してますね。
> 取りあえず、物語からファが一旦退場したことで、『Z』のラストから僅かに引きずっていた物悲しさはこれで払拭されたことになるのでしょう。

https://kendo-chourai.seesaa.net/article/201606article_15.html
(MSについて) まぁ、今見るとZZだけに限らず本作に登場するMSのデザインはどれも大味で精密さに欠けるように見えてしまうのですケド。
>とはいえ、物語にしろMSのデザインにしろ先鋭化しすぎた『Z』に付いていけなくなってしまっていた私のような視聴者には、
>必要なデザインコンセプトであって、決して間違ってはいないと思います。
> それと、私の数え間違いの可能性もあるのですが、いつの間にかアーガマにコアベースの分も含めて
>コアファイターが三機存在しているように思うのですけど、これらは一体誰が持ってきたんでしょうか…?
(中略) 大人になってから観直してみると シンタとクムという子供相手にここまで卑屈な態度をとれる中間管理職である
>ゴットンの悲哀を自分に重ねて見てしまう人も少なくないのでは…。
>“ニュータイプ”に憧れを持って大人になってもこれが現実ですよねぇ、やっぱり。

https://kendo-chourai.seesaa.net/article/201606article_16.html
>「最近の子供はどうしてこう我儘なんだ。
> うちの子はもっと素直だった。
> ハサウェイ、チェーミン、元気にしてるんだろうか…。
> 悪いお父さんだな、私は(ブライト・ノア)」
(中略) 今回のキャラのいきり立った指揮や、指揮官とは
思えぬ子供じみた理由でのマシュマーの退艦、そしてブライトさんのグッと来た嘆きなんかを見ていると、
>やっぱり、『おニャン子クラブ』とか『オールナイトフジ』とか、そういった人気番組が流行った世相のようなものが見えてくるんですよね。
>多分、同じ時代を過ごしていた方であれば何となく理解してもらえるんじゃないかと思います。
>あの頃は豊かさもあってのことなのか 既存の価値観が逆転したり崩壊したりしていましたからね。
> でも、どこか活力が漲っているところがあって、その力があらぬところへ働いて行った場合もあったように思います。
>今思うと『ZZ』の放送中の時期というのが 時代の変わり目だったのかなぁ、とも。
(中略) また、Zの変形の場合はあまりにも早すぎて どこをどうしてウェーブライダー形態になるのか本編中では理解できなかったのですが、
>ZZの場合は、あらゆる機会にゆっくりじっくり変形するシーンを魅せつけてくれたおかげで
>およそどのように変形しているのか理解できて 当時オコチャマだった私としてはその点もZZのポイントが高かった要素ではあります。

https://kendo-chourai.seesaa.net/article/201606article_17.html
> 主役機であるZZが登場したこともあり、一応、物語は前回で1クールを終了したんですけど、
>よくよく振り返ってみると、ただ単にアーガマがシャングリラから出てドック艦であるラビアンローズに到着しただけなんですよね。
>前作である『Z』では第13話の時点でジャブロー攻略戦をやっていることを考えると 『ZZ』は随分とスローペースで物語が展開されているような気が…。
> でも、逆に言えばそれだけじっくりとジュドーたちメインキャラクターを描いているとも言えて、
>語るべき物語というのは各陣営に分かれた戦争を俯瞰して描くのではないところが現時点での『ZZ』の持つ作品カラーなのでしょう。