https://kendo-chourai.seesaa.net/article/201606article_32.html
>「お前にはわからないのか? このパーティーに駆けつける、我らネオ・ジオンに
尻尾を振る大人どもこそ、この地球を腐らせる根源なのだと(ハマーン・カーン)」
>「だからって、あなたに正義があるとは思えないな!
(ジュドー・アーシタ)」
>「私はアステロイドベルトで、ぞっとする程 暗く冷たい宇宙を見つめながら何年も生きてきた。
> その間に地球の愚かな人間たちは何をした?
> 地球再建に奔走するあまり、地球の汚染を顧みず、あろうことか汚染を拡大させてきた!
> それを許すわけにはいかない!
> フフッ…私はお前といると
すらすらと本心をしゃべってしまう…。
> 不思議なものだ(ハマーン・カーン)」
>「そんなこと言っても、俺はあんたの物にはならない!
(ジュドー・アーシタ)」
>「わかっている。おまえには、確かにニュータイプの
要素を感じるが、お前は流れに乗るということを知らなさすぎる。
> 直感だけに頼っていては、いずれ破滅するぞ。(ハマーン・カーン)」
>「ニュータイプなんて知らないね! 俺はリィナを助けるだけだ!(ジュドー・アーシタ)」
>「この期に及んで私(わたくし)の感情で動くとは…
> 始めは私に期待を抱かせる、最後の最後に私を裏切る…ジュドー・アーシタ…

> ――――お前もだ!(ハマーン・カーン)」
(中略) まず気になってしまったのはガンダムチームの軍人とは思えぬファッショナブルな服装なんですけど、
>あくまで私の勝手な想像ですが、シャア無き後エゥーゴの主導権はアナハイムに握られてしまい
>軍規よりも資本の論理が働いて、アナハイムグループのアパレル部門の企業が自社ブランド向上を狙いとしてガンダムチームに配給したのではないかと。
>いずれにせよ、服装一つとってもグリプス戦の前と後では組織としてのエゥーゴに何かしらの変化があったということなのでしょう。
> それと、今回の“グッと来たセリフ”なんですけど、これは『Z』のカミーユで言うところの
>“本当に倒すべき敵”や“重力に魂を引かれた人”達がどのような人であるかの説明がなされたんじゃないかと思うんですけど、
>ここで個人的に重要なのかなと思うのは 後の時代を描いた『機動戦士ガンダムF91』や『機動戦士Vガンダム』などを既に観ていた感覚で言うと
>「ニュータイプなんて知らないね!」というジュドーのセリフなんですよね。
> なんというか、『ZZ』をここまで観てきて思うのは、雰囲気がガラット変わって気が付きにくいんですけどやっぱり『Z』と前後編の物語であって、
>どちらか片方しか観ていないと あの時代がどういうものであったのか完全には理解できないような気がします。
> それから、ネタバレになってしまいますけど、今回登場したミネバは、ハマーンに手を引かれて会場に入ったり、一切何も語るシーンが無かったことからして、勘のいい人は影武者であるって気が付くんでしょうね。
>『Z』のころは、シャアを前にして雄弁に語ったり、侍女を従えて戦闘中であるにも拘わらずハマーンに会いに来たりと凛とした印象があったんですけど、
>今のところ『ZZ』のミネバにはそれが無いですからね。
> あと、ジュドーの怒りの形相にハマーンがたじろいてしまうシーンなんですけど、
>どの資料にあったか忘れてしまったのですが、ハマーンは強い男に憧れながら、強い男がどんな男であるかを理解していない、という設定があるそうなので、
>能書きたれ(?!)のシャアには無かった ジュドーの理屈ではない本能的な激情に恐怖を覚えた、というところなんでしょうかね。