★2016四大陸を終えてCBCカート・ブラウニングの宮原批評★
http://www.cbc.ca/player/play/640793155617
以前ほどロボット的ではなくなった、技術的にはそう(ロボット的)で彼女の演技はてとも予想可能だけど。
宮原のジャンプはクリーンだけど小さくてワクワクしない、「ワオ」となる要素がない。
彼女は安定感があり、音楽性や成熟さも演技に備わってきていてそれが得点を上げる要素になっており、勝ちに相応しいと信じさせる。
しかしそれが出来ているのはジャンプが小さいからというのが理由の一つのように思う。
ゴールドやコストナーなどのジャンプが大きい選手はその分ミスする可能性があるが、宮原は小さいジャンプなのでその可能性はなく毎回同じジャンプを飛び同じ結果を出している。
「上がってウオー!」というジャンプではなく「上がって上がって…」というジャンプだ。
それが自分にとって「アスリート的なパンチ」に欠けると感じさせ、それが彼女の演技を見た時に「これは世界女王だ」と感じるのを阻ませる。
ゴールドの演技を見たら「ワールドで勝てるんじゃないか」と思うけど。ガビーデールマンでもいいけど、もっとヒュー!と飛ぶ人がいい、宮原のジャンプはそうではなく静かにやっている。
宮原は小さいけど、身長とのの比率でゴールドほど高く飛んでいるだろうか?そう考えてもやはり低い、メーガン・デュハメルやみどりなど背の低い選手に比べても。
宮原は背が低いだけでなく軽いせいでジャンプに力が入らないのだろうか、メーガン・デュハメルも背が低いけど彼女のジャンプはもっと大きく力強いように思う。
そう思うとやっぱり宮原のジャンプはすごく小さい。でもそれでも飛んで回転して着氷してるから…
たしかにそうだが、誰か他の人が彼女に安定性で匹敵し、そしてアスリート的により優れた技術があるという理由で彼女を負かす必要がある。
自分は若い頃エルビス・ストイコと競っていたが、彼はクリーンに滑るだろうと分かっていたから試合前寝る時イライラさせられた。「ターミネーター」さ。
宮原も他の選手に同じイライラを感じさせている。キムヨナもそうだった、しかも大きいジャンプで。