ロシアメディア「Newspapaer.ru」は題名「プルシェンコ氏がザギトワに4回転ジャンプを習得するように助言した」と題して記事を展開している。
「2度の五輪王者プルシェンコ氏は平昌五輪女王ザギトワが4回転ジャンプを習得するのが必要不可欠だと考えている」として、皇帝のコメントを紹介している。
「ザギトワは日本で記録的な得点を獲得し見事な滑りを見せた。さらに、もし彼女が4回転ジャンプを習得したら、それは素晴らしいことだ。
なぜなら(ジュニアで4回転ジャンプを跳んでいるトルソワやシェルバコワら)新しいスケーターがシニアで競技するようになったら、ザギトワやメドベージェワも厳しい戦いを強いられる可能性がある。
私はアリーナが普段、どんな練習をしているか詳しくは知らない、でももちろん彼女に願望があって恐れがなければ(4回転ジャンプを)習得するのは実現し得る」

際にはザギトワらにとっては脅威になると想像しているようだ。

皇帝の教え子タラカノワも4回転の練習に着手
さらに同氏は自身の教え子の14歳アナスタシア・タラカノワ(ロシア)も4回転ジャンプに取り組んでいることを明かしている。
ロシアメディア「sports.ru」では、タラカノワへの期待するプルシェンコ氏のコメントを伝えている。
「思うに彼女はシーズンの終わりまでに自分のプログラムで4回転トウループが跳べるようになるだろう。
今もう跳べるまでにとても近いところまで来ている。同様に彼女は4回転ルッツも練習している。来シーズン、彼女は100%4回転ジャンプを跳ぶだろう」
タラカノワも4回転ルッツの練習に着手しているという。
この14歳はジュニアのGPシリーズ第4戦カナダ大会で2位。
第6戦のスロベニア大会で優勝し、ジュニアGPファイナル進出を確実としている。
続々と新星が登場するロシアフィギュア界。果たしてザギトワらも4回転時代の波に乗っていくのか。
今後の展開が注目されそうだ。