テンプレ<13>【デニス・テンとのニアミス事件】−1

<事件経緯>
2016年3月30日、ボストンでの世界選手権SP公式練習中に羽生とデニス・テンが衝突しかけた。
羽生は「それはないだろ、お前!」と声を荒らげ激しく壁を殴打。
さらにSP終了後「あれはたぶん故意だと思う」とメディアに発言。
羽生側は、羽生の曲かけ中なのにテンがスピンで羽生のジャンプ軌道を邪魔したと主張した。
羽生がジャンプ軌道に入る前からテンはスピンを始めており、関係者からは「故意」発言は行き過ぎだという意見が続出した。
しかし、羽生は「故意」発言を撤回せず、この騒動後、テンのもとには一部の日本人からの誹謗中傷メールが殺到し彼に甚大な心痛を与えることとなった。
2018年7月デニス・テンは非業の死を遂げることとなったが、多くの有名スケーターがテンの死に哀悼のコメントを出す中、羽生は最後まで自分の言葉でテンの死を弔うことは無かった。

●羽生のSP後のコメント
「ビデオでも見たけど、あれはたぶん故意だと思う。 」

●SP後の羽生インタビュー
「よっしゃー見たかー、来たーと思って。見たかこの野郎みたいな、そんな気持ちになった」

●デニスの元コーチ フランク・キャロルのコメントより抜粋
「デニスはスピンに入っていたから羽生が曲掛けでどう動いているのか認識できなかった。
昨シーズン羽生は中国のハンヤンと激突し双方が重傷を負った。 羽生はまた全日本で村上とぶつかった。
そして今回のデニスです。 三度も羽生との間で起こったことだ。不思議とよく起こっている。」