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さて、それでは我々は、フィギュアスケートとして
できるだけ回転数の多い、綺麗なジャンプを跳ぶためには
どうすればよいか?

★フィギュアスケートとして、できるだけ回転数の多い、綺麗なジャンプを跳ぶコツ★

上のコツに加えて、我々は氷の上で滑りながら前向きか後ろ向きに跳んで、
着氷の時に丁度、0.5×n回転(nは任意の自然数)のジャンプになるようにして
後ろ向きに下りる必要がある。
正確に言えば、「『丁度後ろ向き』に45度不足〜0度不足」くらい(?)の
丁度、綺麗に下りられる範囲の角度で下りる必要がある。
よって、それを目指してジャンプ時の高さや角速度を調整して
跳ばなければいけないし、
跳んだ後も、角速度が大き過ぎる場合は、
綺麗に着氷できるよう、着氷の時の角速度が B 度/秒以下になるように
身体を開いて調整して下りてくる必要がある。
(コツ 終わり)


「空中で充分回り切って、回転を止めて余裕を持って下りてくる」
とは、
「ジャンプ時の角速度が充分速くて、必要な回転数を空中で回り切って、
着氷する少し前の段階で、まだ高さが余っている状態で
身体を開いて空気抵抗を大きくして
角速度を落として下りてくる」
という意味だろう。