以上の用語定義で UTF-8 導入の経緯は

Unicode はもともと内部 16 bit、外部 16 bit の使用法を前提にしていたが、国際規格では内部 32 bit、外部 8 bit可変長で実装することも想定していた。

このための外部用 8 bit 可変長文字コードとして最初に提案されたのが、UTF (UTF-1) 方式。

だだこの UTF-1 方式は Unix のファイル名等に使えないという欠点があっったので、すぐに改良版の FSS-UTF (UTF-8) 方式が提案され、そっちで実装が進んだ。

第一次規格(1993年)では時間的に変更が間に合わなくて UTF-1 方式の方が規格書の付録に記載されたが、後から追補(1996年)によって UTF-1 方式と UTF-8 方式を入れ換えた。