2019年TJ2AUG 感想その1 ※は補足、個人の感想なので注意
☆広告連動企画「騎士竜戦隊リュウソウジャー」
今作は玩具人気も高かった「キョウリュウジャー」以来、5年ぶりに男児の王道である恐竜モチーフで流通の期待も大きい。
「前作は変身アイテムへの誘導は比較的行えたが、そこからロボ販売に結びつけることが出来ず、下降気味な戦隊トレンドの流れを変えるには至らなかった」
リュウソウジャーではいかにロボ遊びを訴求していくかが重要な課題となる。
「恐竜という強力なモチーフを前面に訴求して、戦隊トレンドを押し上げて行けるよう全社一体で頑張っていきたい」
※例年このコーナーはTJ側の前作の評価文(17年:「期待値に届かない状況が続いた。」16年:「昨対114%と男子キャラクターを牽引する実績を残した」)
から始まるが、今回は評価文がなく、いきなりリュウソウジャーの話題から入る事がTJ側の評価を表している。

☆マーケットレポート 年末年始商戦総括
〇総評:今回の年末商戦は一般玩具だけでは昨対95〜100%と多くの小売店では厳しい商戦だったと言える。
男子玩具に関しては、シンカリオンやゾイドなどの新規IPが好調に推移した一方、ライダーが昨対を割ったのをはじめ、定番キャラは軒並み低調。
女児玩具はプリキュアは好調ながら、女児ホビーは大苦戦。その他液晶玩具が売上を伸ばし、サプライズトイは2大ブランドに人気が集約した印象。
〇バンダイ
ボーイズに関しては「ライダー」「戦隊」「ウルトラマン」の3IPトータルでは昨対を割っている。
「エアロノヴァ」「爆釣バーハンター」があったことにより全体では昨対を上回っている
ライダーに関しては12月10〜1月6日の集計期間中の売上は昨年に届いていないが、9月からの累計販売数では昨対を上回っている。
※年末商戦の実績は2017年=2016年のため、年末商戦だけ言えば、ビルド=エグゼイド<ジオウとなっている。
〇タカラトミー
プラレールはシンカリオンにより大きく伸ばし、昨対130%を達成した。ゾイドは9〜11月は低迷したが、年末商戦では期待通りの動きを示した。
ベイブレードはもともと実績を下回る計画だったが、実際には計画値を大きく上回り、ボーイズ全体を押し上げてくれた。
ガールズは「マジマジョピュアーズ」が前作比200%を記録した。