>>1
強く賛同します。

■大宮で4時間以上缶詰状態
2007年6月22日に起きたJR宇都宮線・高崎線さいたま新都心−大宮駅間での架線切れ事故。
運転開始まで5時間以上かかり、さらに立ち往生した列車から車外に乗客の誘導が開始されるまで1時間以上要したうえに、
一部の列車は4時間以上缶詰状態になっており、その対応に批判が高まっています。

事故の原因は、運転士が本来停止してはいけない架線のセクション部に停止させたため、
パンタグラフを通じて架線同士の電位差によるアーク火花が発生し、溶断したことによるものであり、お粗末な運転ミスと言わざるを得ません。
ミスで両線ばかりか乗り入れたり並行する京浜東北線や湘南新宿ラインなど首都の動脈を終日混乱させたということで、国土交通省も文書で警告しています。
●トラブルの波及防止の努力がないのでは
混乱が多方面にわたったのも今回の事故の特徴であり、湘南新宿ラインを介して複雑な路線網だから余裕が無い、と言うのが理由とされています。
しかし、このように1箇所の事故やトラブルが他路線に波及すると言うケースが多い割に、それに対する対応が等閑になって来たのは否めないでしょう。
【あまりにも同じ事態を繰り返しすぎ】です。
そもそも、大宮駅という運転上の重要な拠点の電気系統が、今回の事故であっさりダウンしたと言うことにまず問題はないでしょうか。
南からの折り返し、北からの折り返しを考えた時、北側、南側とそれこそセクションで遮断した構造になっていないのでしょうか。
今回事故が起きたセクションがそれだと言う話かもしれませんが、それでは大雑把過ぎます。
もし大宮駅が生きていれば、大宮折り返しでの運転や、湘南新宿ラインの運転継続など、状況は大きく変わっていたはずです。