>>12  「遵法闘争はサボタージュで労働者の闘争手段だ。
それを批判するのは労働者の立場には立ってない資本側の勢力だ」って強引な屁理屈もあったなぁ。

ストもデモもサボタージュも、掲げた要求実現のための闘争「手段」だから、
具体的成果があってこそ意味があり、逆効果は断固排除する必要がある。
∠○極『左』の闘争指導:遵法闘争サボタージュはそこがまるで欠けた日和見主義的謬論だった。

旧産炭地「救済」の誘致企業での大量合理化解雇事件で、パート全員解雇と嘱託解雇予定が発表されて、
同盟傘下の正社員組合がその解雇を即座に認めたときに、組合除外の解雇対象者たちが反対運動を起こし、
市議会でも誘致企業の横暴と問題にされて、解雇反対の嘱託社員組合を結成、本社の労組の支援を得て
解雇予定の撤回に加えて大幅な労働条件改善を実現させて春闘にも参加するようになったが、
そのオッちゃんたちの労働組合はしたたかで、本社「極左組合」の看板を巧みにつかって、
ストやるぞ!ストやるぞ!と大宣伝して、外注業者たちにもスト予告の挨拶状まで送って
スト決行確定の雰囲気を醸して、要求実現を求めたが、実際のスト時間は
若い正社員の多い同盟御用組合よりズッと少なかった。
御用執行部が組合員からの突き上げのガス抜きに24時間ストを乱発したこともあっての逆転現象。

 当初はスト至上主義に陥りがちだった論議に、「ストは要求実現のための重要な手段の一つ。
スト、スト言いながらも打たないで要求が通った方が良いと助言してたのは本社左組合からの応援部隊。
その点で∠○派など国鉄内極左派の、闘争戦術自体を自己目的化する日和見論議は、民間流から見て実に異様だった