「乗り物ニュース」を読みましたが、著者の方は未だに「寝台夜行列車=移動手段」と考えておられますね。
これは「JRは、寝台夜行列車を整理したことが大正解だった」を執筆された梅原淳氏も、同様の考え方をなされています。
今後の寝台夜行列車は、乗車することが目的の列車になります。

こちらの著者は、「今後はクルーズトレインの時代だ」というようなニュアンスが感じられますが、
私はクルーズトレインの人気は衰退することはないが、数は増えないと考えます。
利益率が寝台夜行列車よりも低く、食堂車・ラウンジ車などが外せない上、全室が”スイート”以上の個室寝台から構成されるため、
編成も10両編成以上となり、運行が可能な線区が限られます。

ただJR四国の泉会長も指摘されたように、定期の寝台夜行列車が復活するとなれば、285系電車よりも加減速性能の優れた電車であり、
かつ”スイート””ロイヤル”などの上級A個室の組み込みが、増えることになるでしょう。
また”ソロ”や”ノビノビ座席”は、寝台急行「銀河」用などを除けば、製造されないと思います。