補足ですが、117系電車を改造した長距離電車(夜行電車)ですが、私はグリーン個室・普通車個室に注目しています。
夜行列車としての運行もですが、このノウハウは「くろしお」系統にフィードバックされると考えます。

「くろしお」ですが、1985年の輸送量を100とすると、現在は「33」というように、ここ35年ぐらいの間に、需要は1/3になりました。
これは高速道路の延伸だけでなく、過疎化の進展の影響があります。こうなると値下げをしても、利用者が増えません。

「個室」やビュッフェなど、高速バスや自家用車では真似が出来ないサービスを展開しなければなりません。
近鉄の「しまかぜ」などが人気があるように、特殊なサービスを展開する必要があります。
1日に1往復程度になりますが、展望グリーン車やグリーン車・普通車個室、ビュッフェなどを組み込んだ観光特急を、
新大阪〜新宮間に運転する必要があります。

紀伊田辺〜白浜間は、特急列車の本数が減るため、普通車であっても、立席特急券を購入すれば、利用可能として、
地域住民の方々に対しても、配慮する必要があると思います。