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県警護送車居眠り事故 二審も有罪判決【佐賀県】
2019/10/23 (水) 18:00

県警の護送車を運転中に事故を起こし護送していた男性を死亡させたとして、一審で有罪判決を受けた警察職員が、判決を不服として控訴していた裁判で裁判所は訴えを棄却しました。

唐津市町田の警察職員、岩崎和久被告49歳はおととし8月、小城市の国道で県警の護送車を運転中に居眠り運転してトレーラーと正面衝突し、護送中だった当時66歳の男性を死亡させたなどとして過失運転致死傷の罪に問われていました。
一審の佐賀地方裁判所は禁錮2年執行猶予4年の判決を言い渡していましたが、弁護側が刑が重すぎるなどとして控訴していました。
23日の判決公判で福岡高等裁判所の鬼澤友直裁判長は「事故前日、眠気が現れることがある薬を処方され服用するなどしていて、眠気を覚え前方注視が困難な状況だった。
護送車を運転するという安全に注意すべき立場でありながら居眠り運転をした過失は重大」として訴えを退けました。http://youtu.be/YoI3Hb_-r6U
https://www.sagatv.co.jp/news/archives/2019102301251